讃岐の里山 マニアックルート

坂出カッパドキア〜五夜嶽(ごやだけ)〜岩屋寺 周回 

メンバー 344藪ラブ軍曹、型落ちフェニックスパパ、ナッチーさん、エントツ山

プロローグ

堂山仲間と冬場だけに許された藪歩きを行っている。常々私は「里山の活路は縦走に有り」と言って来た。正規の登山道
だと里山のルートは短くて限られてくる。豊富な里山をうまく繋いで縦走まで持っていければ里山の単調さから解放され
る。そこでこの時期ならではのマニアックルートを考えて実行する。

先日、蓮光寺山から国分台を歩いた時に地図をチェックしていると神谷神社の近くに「坂出カッパドキア」と言うのがあ
った。そう言えば以前山仲間の
Kazashi さんが行ったとレポを頂いた事がある。ここを起点に周囲を見渡すとターゲット
として五夜嶽と岩屋寺が目に入る。
と言ってもグループで里山のヘンな所をウロウロする訳にも行かないので事前にル
ートをチェックしてから出かける事とした。


2021年(令和3年)2月2日 坂出カッパドキア〜五夜嶽〜岩屋寺


カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図  坂出カッパドキア〜五夜嶽〜岩屋寺


09時30分国分寺ファミマに2台で集合し、国道11号を坂出方面へ綾坂を下りた信号を右折して県道180号線線に
入る。右手の烏帽子山や五夜嶽の砕石場を見ながらブロッコリー畑を進み岩屋寺の下辺りの空き地に344車をデポする。


グーグルマップには坂出カッパドキアだけで無く、「新池」の手前に「坂出カッパドキア登山口」と記載されている。
そこから私の車で新池手前を右手山側にある農道の急坂を上がり、09時45分坂出カッパドキア直下の空き地に駐車する。

このスペースは恐らく付近のミカン畑農家が利用している場所だから、収穫が終わった農閑期とは言え登山者は乗りあわせ
て駐車させて貰うのは一台だけにしておこう。
里山歩きでは地元の迷惑にならない様に気を付けなければすぐに通行禁止に
なる。


直ぐ上に坂出カッパドキアの岩峰群が見える筈だが逆光で良く見えない。道路の下側にあるミカン畑には大きな岩が露出し
ている。この辺りからは坂出の林田地区が眺められてのどかな場所だ。



坂出カッパドキアの農道脇駐車スペースより  ミカン畑に岩が突出している 雄山・雌山と林田地区

  
坂出カッパドキア直下の駐車スペース               上側に見える坂出カッパドキア岩峰 直接は藪で這い上がれない


さて、坂出カッパドキアへの入り口が問題だ。私有地のミカン畑はグループで歩く訳にはいかない。ここは事前にチェック
しておいた廃車を並べた場所からイバラに引っかかりながら奥に入っていく。


竹藪を抜けるとミカン畑の手前にイノシシ柵があるのでそこを乗り越えると驚くような快適な直線道が現れる。但し、一直
線に続く道なので傾斜が急でおまけに落ち葉が溜まって滑り易い。左手が谷筋の様でその向こう側は藪、右手はイノシシネ
ット沿いにミカン畑が続いている。


良く見ると古いワイヤーが道に沿って延ばされている。ミカンの運搬には大袈裟なので恐らく石を上から滑車で下りしてい
たのだろう。
途中にこの滑車を動かす発動機などの錆びた機械類が無造作に放置されている。

  
農道を少し下がると廃車が置かれた場所から入る       少しの間、笹薮と竹藪を進む

  
 奥にミカン畑の作業小屋らしき建物があり、そこから上に向かう   イノシシ避けの柵を乗り越える

  
ん? 何や この立派な道は?!                   右手にはイノシシ柵の向こうにミカン畑が続く

  
 途中から岩が出てくる                         知らぬ間にワイヤーが現れる

  
  ワイヤーのウインドラス(巻き取り機)がある          奥にあるのは発動機か?


坂出カッパドキア

事前調査時にはこの道を上まで詰めて左へ出ると坂出カッパドキアの上端に出た。だから今回はこの場所から左手へ出る事
にした。10時10分谷筋を越えて藪の歩き易い場所を選んでほぼ水平に移動すると10分もかからない内に岩場が現われ
た。


国分寺カッパドキアと同じような凝灰角礫岩(火山灰と火山礫で構成)なのだが、スケールが小さい。国分寺と坂出のカッ
パドキア主権争いは国分寺・大天狗に軍配が上がりそうだ。
但しどちらも岩峰だけに見晴が良く甲乙つけがたい眺めである。

つまり国分寺カッパドキアからは国分寺の街と里山の奥に阿讃山脈、坂出カッパドキアからは坂出林田地区の田園と町や瀬
戸内海とそれぞれ違ったのどかな風景を眺める事が出来る。

  
 10時10分 左手の谷部の藪へ突入する        谷の向こうの尾根に向かって適当に進む

  
文句も言わずに付いてくるわい              シダや灌木の藪を這い上がる

  
 直線道から8分程で岩場に出る             成程! 凝灰角礫岩の風化が見られる


う〜〜ん  これが坂出カッパドキアの売り「モアイ像」か? 山の川柳 「ニセモノは どっちが上かと 岩談義」

  
 珍しい形をした奇岩を探しながら上に進む        取り敢えず記念写真を

   
あれ?  これで終わりなの?              諦めた頃 一つマッタケ岩が現れた


   坂出カッパドキアの全景  国分寺カッパドキアと比べて露出する岩が少ない


国分寺のカッパドキアに関する記録は  ここ   


五夜嶽の西斜面へ

10時30分岩場の最上部まで這い上がり、ここから次の目的地「五夜嶽」へと進む。計画ではこの上側にある水平道
まで這い上がり、事前にチェックしていた岩屋寺の真上側まで移動する。そこから岩場の危険な場所を避けながら五夜嶽
の稜線を目指す算段だ。


五夜嶽の西斜面には不思議な程幾つも水平道が斜面を横切っている。一番上側の水平道がしっかりしており、地形図に
も破線が記されている。この破線道までが等高線が緩く、その上側が等高線が詰んでキツい傾斜になる。前日に岩屋寺か
ら真っ直ぐこの破線道まで這い上がって目印の石積みをしている。この間は未だ歩いてはいないが、双方の道の状態から
して問題無いだろうと考えている。


10時44分破線が記された一番上の水平道に着く。以前ここから直接五夜嶽へ這い上がったのだが、先に述べた様に
今日は目印を置いてある岩屋寺真上の場所までこの破線道を東へ移動する。


  
  坂出カッパドキアの最上部から五夜嶽へと進む         テープに従って踏み跡を少し西側へ回り込む

  
 笹と灌木の斜面を這い上がる 藪は酷くは無い         最初の水平道を通過して更に上へ進む

  
  水平道を何か所か横切って上に進む               10時44分地形図に破線が記された水平道に撞着する

途中まで順調に道が続いたのだが、いきなり道が切れた。恐らく土砂が上から落ちて来て道が覆われたのだろうとその
まま水平に進む。するとすぐ先の少し下側に道があったのでそれに従って歩く。


すると又道が無くなった。う〜〜ん おかしいなあ。そろそろ目印を付けた破線道に出ても良い頃なんだけど道が無い。
首を捻っていると
11時00分ナッチーさんが「ここに赤テープがありますよ」と言う。他のメンバーからも「下にも
上にも赤テープが見えます」と答える。う〜〜ん みんな目が良い連中だからなあ。


改めてスマホのジオグラフィカを確認すると、破線道を水平に移動したつもりが崩壊地などを避けた為に標高が低い場
所に来ていたのだった。自分が付けたテープを仲間に教えて貰いながら11時09分破線道に復帰する。そこには前日
大きな石を積み上げた目印が確かに有った。


  
 倒木を避けながら水平道を進む                  確かに昔使われていた幅の広い道だ  

  
 あれ? 道が無くなったぞ! 斜面が崩れたのかな?     その先に又道が現れる

  
 ナッチーさんから干し柿の差し入れが有り休憩〜         むむっ 又道が無くなったやんか するとテープが現れた

  
 何とか自分のテープを頼りに11時09分破線道まで這い上がる   岩屋寺へ下る場所に石を置いたて目印を確認する


五夜嶽の岩峰群


   五夜嶽岩峰 岩屋寺付近より  (型落ちフェニックスパパ提供)


さて、ここから真上に這い上がると Kazashi さんも興味があった岩峰群がある。グーグルマップに記されている「五夜嶽」
の場所はこの破線より標高の低い北西方向にありそこには岩峰は無い。恐らくこの上にある五夜嶽の岩壁の層が真下の岩
屋寺まで地中に続いており、岩屋寺の辺りで地表に突出しているのだろう。

先日、岩屋寺の南側にある出雲神社からこの岩峰を見上げる事が出来たが、ほぼ稜線近くに存在していた。遠くから眺め
この岩峰は一枚岩では無くタケノコの様に幾つかの岩が並んでいる。岩と岩の間を伝って這い上がる事は可能なのだが、
前日に現場で調べてみると藪や垂直の斜面で手強い。そこで安全を計って少し左へ迂回して山頂稜線へ出るルートを見つ
けている。とは言え、中々ハードな場所には違いなく、岩に沿って生えている木に掴まって這い上がったり、狭い隙間を
狙って身を捩じりながら這い上がって行く。

11時10分破線水平道からテープに従って藪を避けながら這い上がって行く。
前日歩いた経験から一ヶ所滑ると危険な
場所があったので今回はロープを出して安全を確保した。何せ遊びで怪我をする位つまらない物は無いのだ。我々年寄り
がこんな場所で怪我などしようものなら国賊の様に非難されるのは必定だ。

色々力んだり楽しんだりして12時03分五夜嶽の山頂稜線部に着く。五夜嶽の採石場は稜線部を平らに残して、その下
部を階段状に削っている。だから崖の縁に出ない限り下のブルドーザー作業員からは我々は見えない。


  
11時10分 破線水平道から等高線の混んだ急傾斜へ向かう   藪はあるが、避けて通れるルートを見つけている

  
 10分程で岩峰群の下部に着いた様だ              山の川柳 「閉所では スリムな度合い 試される」

  
山の川柳「ノコギリは? 邪魔になるよと 置いて来た」 (残念) 山の川柳 「急斜面 四点確保じゃ 進まない」

  
妻の雄姿に見惚れてアングルをじっくり決めて写真に収める   男らしく藪では先に歩いている
山の川柳 「写真下手 無駄なアングル 時間食い」         山の川柳 「危険個所 過ぎれば亭主 先頭に」

  
 11時35分頃から岩場になる                    どうや? 面白いやろ

  
 山の川柳 「クライマー? 藪を頼りに 岩登り」          山の川柳 「カップルは 女性の方が 皆元気」

  
 型落ちフェニックスパパ  カモ〜〜ン !          山の川柳「  「ロープなど 要らぬと言いつつ ワシ掴み」 

  
 キツい〜〜  でもここが一番安全なルートやで        山川柳 「堂山の トレーニングが ここで生き」

  
 山の川柳 「我がザック うどん具材の 他は無し」         そろそろ山頂は近いぞ〜〜〜


 12時03分 五夜岳の稜線にとおちゃこ〜〜〜  山の川柳 「禁断の 山で静かに 万歳し」


344料理長のうどん昼食

前回の蓮光寺山〜国分台山行では私がSOTOのOD缶バーナーとCB缶バーナーを持って行き昼食広場でラーメンを作
った。それに刺激を受けたのか344さんはネットで早速SOTOのCB缶バーナーを買って「今日の昼食は私にお任せ
あれ」と自信たっぷりに言っていた。


う〜〜ん 何を作るんだろう?と楽しみにしていたらザックから出て来たものは香川県人としてはごく平凡な発想の「う
どん」だった。しかし344料理長を見ていると今回はどうも材料に凝ったらしくて平凡なうどんを作るにしては気合が
入っている。色々講釈を並べながらザックから日の出麺業の手打ちうどんに自作のだし汁や無農薬野菜やゆで卵などの具
材を出して鍋に放り込む。


344料理長のご命令で私もSOTO・CB缶ガスバーナーと鍋を出して2セットで調理する。さて、味の方は・・・
当然アウトドアで食べる物は全ておいしいに決まっている。でもここは料理長に気を使って「美味い!最高〜!」と具沢
山のうどんを次の機会に備えて礼賛する。



  何か最近 藪歩きとバーナー会食が定番になりつつある  山の川柳 「お大師が 修行した地で うどん食い」

  
 豚肉は二切れ、卵は一つでお願いしま〜〜す (料理長)  「山めしは 自然のエキスで 旨くなり」 これで帰りはザックが軽いわ〜

ガスストーブのOD缶とCB缶

ここで野外で使うガスストーブ(ガスバーナー)で2タイプの違いを解説しておこう

  
手前(下側)がOD缶  SOTOヒュージョントレックー330     奥側がCB缶  SOTO ST−310
DO缶とはアウトドア缶で日本アルプスなど高所で安定       CB缶仕様ストーブとは家庭用カセットボンベで使用できる
ストーブもガス缶も少し値段が高い 小型なので縦走に有利   ストーブもガス缶も値段が安い 四国であれば冬でも問題は無い  


ピークの無い山 「五夜嶽」

12時50分昼食を終えて五夜嶽の更なるピークを目指す。まるで火山の様に中央が削られているのでどこが山頂か定か
では無いが、高い所が凡その山頂だろう。採石と言っても全てが利用できる砂利とは限らないので、鉱脈と同じように利
用出来る岩肌を削って砕石し、利用できない土砂はダンプで空き地に運んでブルドーザーで整地しているのだろう。

崩れかけた岩の斜面を這い上がって、岩だらけの平地に着く。ここで記念写真を撮って居心地の悪い山頂を後にする。西
側の切り立った斜面が五夜嶽岩峰群の真上になるので、そこから坂出方面を眺める。林田付近の長方形に整然とした畑や
瀬居島付近、番の州工業地帯も見える。


344物知り軍曹によると、この辺りの長方形に区画された田畑は律令時代に讃岐国府の有った府中を中心とした南海道
に沿って直角に並べられているそうだ。
風が強くて帽子を飛ばされない様に手で押さえながら下の段に下って五夜嶽昼食
広場へと帰る。



  ここが五夜嶽の稜線部になる  斜面採石の為 平らに安定させている 一応右手に残された岩峰へ上がる

  
  奥に見えるのは先日みんなで歩いた国分台防火帯と三角点(右手の防火帯上部)になる

  
  五夜嶽稜線部、岩屑の岩峰へと向かう             まあ、禁断の地だからこの位にしておこう


    五夜嶽の最高峰(?)  山の川柳 「古希過ぎて やんちゃ時代に 逆戻り」


  五夜嶽から林田地区と坂出の街、坂出港、番の州工業地帯を眺める

  
 藪の下側へ行って岩峰の上に立つ                あれ? 藪ラブ軍曹が藪に下りて来ないよ?


   やっぱり居心地が悪いから帰ろ 帰ろ!  五夜嶽の稜線がギリギリ残されている


五夜嶽稜線部から破線水平道へ下る

13時10分ザックを担いで先程這い上がって来た岩の急斜面を水平道まで下るのだ。お助けロープはそのままにしてい
るのでしんがりの344さんに回収を頼んで先頭で下り、13時43分水平道に到着する。


  
 下り口近くに測量用のポールが置かれている          岩場から林田の畑を見ながら下る


五夜嶽の岩峰

  

  

  

  
(比較的)安全ルートで下る                      岩の間を身をよじらせて下る

    
 13時43分 水平道に着いた様だ                  ここまで下ればもう安心


岩屋寺へ急降下

13時45分目印に積んだ岩から下る。ここを真っ直ぐに下れば自然と岩屋寺に着く。要所には前日テープを貼っている
ので問題が無い(と思う)。この斜面は灌木帯で岩も藪も避けて下る事が出来るので気楽なもんだ。

下の方で低い石垣が現れるのでそれに沿って右手を回り込む。するとウバメガシの林が現れるのでそこから岩屋寺は
近い。


  
13時43分 石積みゲートから岩屋寺へ急降下する          破線水平道から下側は等高線が緩い

  
 水平道を2〜3か所横切る                      13時51分 石組のある場所が現れる

  
  低い石垣に沿って少し右手に回り込む             ウバメガシの林を抜ける

  
 左下に屋根が見えて急坂を左手に回り込む           14時01分岩屋寺の奥にある建物の裏手に出る           


岩屋寺

14時01分岩屋寺の北端にある建物の裏側に出た。岩屋寺と言えば愛媛県の久万町にある45番札所が有名なのだが、
香川県にも同じ名前のお寺があったのだ。お寺の由緒によれば、ここは坂出市高屋にある「遍照院松浦寺」(815年
嵯峨天皇の勅令により弘法大師が創建)の奥ノ院と言われる地で、遍照院滞在中の弘法大師が岩屋寺に籠って「後夜念踊
の42歳厄除け密教儀式を行った場所で、真言密教の修験場となっていたと言われている。

と言う事はこの山の名は「後夜嶽」が転じて「五夜嶽」になったと思われる。この弘法大師が後夜念踊の作法を務めたと
言う洞窟は平成11年7月に崩壊し、2年後にコンクリートで修復されている。


石碑には「弘法大師 修行聖地 0番札所 岩屋寺」とある。成程、番外札所というのは良く有るがゼロ番札所とはウマい!
いずれにしても、香川県の坂出にこんな由緒のあるお寺があった事を山歩きを通じて初めて知った。



  岩屋寺の境内  ここは上側にある五夜嶽岩峰とは少し岩質が変わった凝灰角礫岩だろう


  「弘法大師 修行 聖地 〇番札所 岩屋寺」の石碑が建つ

  
 修験道の祖、役行者像がある                    岩屋は五剣山と同じような岩質だ

   
  岩の裂け目に入って行く                       崩落を免れた岩屋がある

    
奥に進むとコンクリートが見える                   崩壊した洞窟がコンクリートで補修された祭壇がある

  
 コンクリート岩屋の内部                        岩屋寺の入り口にある由緒書を熱心に読む


岩屋寺でお詣りを済ませて下の道路沿いに出ると先程歩いた岩峰がすぐ上に見える。あの辺りを歩いたんだなあと感慨深
く眺めた後下界へと下りて行く。


14時15分イノシシ避けゲートと思われる柵を開けてミカン畑の舗装道路へ出る。新池の向こうに雄山、雌山と五色台の
間に林田の全農ターミナル、その左側に坂出の街が広がる。途中でロウバイの香りを楽しみながら14時33分デポした
344軽ベンツに乗って登山口に置いた私の車へと帰った。




 岩屋寺の境内から見える五夜嶽の稜線部 左は這い上がった岩峰群、 右端の点在する岩辺りが一応山頂付近となる

  
 五夜嶽を振り返りながら岩屋寺から下界へ下る         イノシシ柵をちゃんと閉めて帰る

  
  坂出の街や港を眺めながら坂道を下る             坂出市林田地区 新池と雄山・雌山



一見山歩きとは無縁と思われる藪山でも工夫次第で大いに楽しめた山行となった。メンバーの皆さん お疲れさまでした。


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