これぞ 寒風山バリエーションルート 東尾根と南東尾根
寒風山 東尾根 ヘリポート付近から見上げる東尾根
寒風山バリエーションルートのうち、西側(愛媛県側)の2ルート(裏寒風と西尾根)は既にレポ済みだが、このルートは
踏み跡も割としっかりしており現在ではメインルート化していると言える。
それに比べて寒風山の東側斜面の東尾根や南東尾根は踏み跡もほぼ無く、藪の為に歩く人も非常に少ない真のバリエーション
ルートと言える。
寒風山・東尾根に関しては既に当HPに以下2件の記録を残している。
2012年11月3日 の登山記は ここ
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 寒風山東尾根(沢伝いルート)
2012年11月18日 の登山記は ここ
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 寒風山東尾根ルート
その後、2018年3月10日に再び東尾根を歩いた記録を下記に纏めてみました。
2018年3月10日
東尾根取り付き(寒風・大座礼線 現ヘリポート基地付近)〜東尾根(藪)〜寒風山〜
1540m肩〜東尾根〜寒風・大座礼線
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 寒風山バリエーションルート図
東尾根取り付き部〜寒風山・東尾根〜山頂 約 3時間30分
朝、寒風・大座礼林道に入ると雪が積もっており、少し緊張しながら東尾根の先端部に車を停める。09時尾根筋のススキ藪に
踏み込むと奥に道と交差する。東尾根と林道が交わる付近にはヘリコプター基地が建設されており、その関係で少し内側にブル
押しの道が出来ていた。
寒風・大座礼林道は落石を避けながら進む ヘリポート付近が駐車場
駐車場から寒風山を見上げる 正面が南東尾根 右が東尾根で突き当りが寒風山 中央が南峰、左ピークが前衛峰の岩峰ピーク
カラマツの丘へ
この道沿いに右手に進むが直ぐに突き当りとなり意を決して雪を被った藪尾根に踏み込む。
目印の背丈が高いカラマツが数本立っている。スズタケと灌木ヤブをカラマツピークを目指して這い上がって行く。
藪尾根の左手には谷を挟んで南東尾根が見え、その向こうに鷹ノ巣山が聳えていた。藪が所々で薄い場所で息を継ぎながら
09時40分カラマツの丘に到着した。
て分け入り易い。
東尾根の先端部から取り付く あれ? 道が横ぎっている
道は右手に回り込んで直ぐ消えた 雪を被った笹薮に突入する
植林帯に沿って先ずあのカラマツの丘へ向かうのだ
左手には南東尾根と鷹ノ巣山が見える 灌木藪を這い上がって行く
左手の谷は以前這い上がった その向こうの尾根は南東尾根 奥は鷹ノ巣山
09時40分 カラマツの丘に到着する
カラマツの丘から駐車場を振り返る
左手のカラマツ林に回り込み斜面を上がる カラマツの笹薮に入る
この辺りの笹は茎が細いので掻き分け易い 古いレインズボンに鋲付き長靴
09時55分岩場の灌木帯となり、雪の量が増えて来て歩きにくい。右手には冠山の端正なピークが見える。
1,300mラインに達すると尾根が少し左に降り、ブナとミズナラが並ぶ美しい風景にうっとりする。こう言った藪尾根の風景
が美しくと感じるかどうかは個人的な嗜好かも知れない。ミズナラの向こうにはチチ山から笹ヶ峰の尾根も並んでいる。
笹薮から気分転換に雪が積もった倒木に乗っかり一息つく。
猛烈なスズタケ藪と比べれば楽しめる許容範囲のものだから苦痛は伴わない。
暫く急登となり左手に鷹ノ巣山が青空の下に姿を現す。冬場の澄んだ空気の山容はスカッと気持ちが良い。
私が大好きな笹藪尾根 これ位の笹と灌木帯がバリエーションルートの理想だ
09時55分 岩の灌木帯となる 何とも言えない美しい風景だ
雪が増えて歩き難くなる 右手には冠山が見える
ミズナラとブナが並び、傾斜も緩いのでのんびり歩く
ミズナラ越しに笹ヶ峰とチチ山 雪を被った倒木の上で休憩
笹薮に又飛び込んで行く ブナに向かって這い上がる
左上に前衛峰の岩場が見える サルのコシカケも雪を被って猿は腰掛けられない
左手に鷹ノ巣山が並んでいる
ブナ広場
今日はスパイク長靴を履き足元は濡れていないのだが、藪用の古いレインズボンを履いて来たので防水機能が劣化して膝が濡れて
冷たい。
リハリがあるので退屈しない。平らな広場には倒木が多く、それに乗っかって左側の鷹ノ巣山を眺める。又急傾斜が始まると右手
にお馴染みの笹ヶ峰・南尾根が見える。
11時00分標高が1500mを越えると急にツララが垂れた岩場が現われ迂回しながら這い上がって行く。すると規模は小さい
が霧氷が何とか残っており嬉しくなる。
古いブナも沢山あり倒木も多い ブナ越しの寒風山前衛峰
結構この尾根にはブナが多い もう古いレインズボンはビショビショ
10時45分 ブナ広場に到着する 笹ヶ峰の南尾根には及ばないけど・・・
倒木越しに鷹ノ巣山を眺める やはりブナはええなあ
笹ヶ峰南尾根とチチ山を眺める 手前の谷は以前冬に這い上がった長又谷(左俣)
11時00分 中々の岩峰が現れる 冬に尚良い
ツララと霧氷が現れる 立派なブナが立つ 秋がいいね
ハマグリ岩
11時07分ハマグリ岩に着いた。ここは以前、左側の谷部を詰めて這い上がった場所で懐かしい。長又谷を挟んで南尾根の上に
見える笹ヶ峰はまだ相当高い場所に見えるが、寒風山より標高が100m程高いので落胆はしない。
低くなり岩と灌木の急傾斜になるが、深い笹薮よりは歩き易い。
11時07分 おっ 見覚えのある平らな岩に着いた
ハマグリ岩と名付けた 霧氷が嬉しい
笹ヶ峰の方が標高が100m程高いので笹ヶ峰とチチ山を見上げる
こんな美しい尾根がずっと続くならよいのだけれどなあ・・・
岩稜帯が現れる
11時22分岩壁に突き当り、ここを安全な場所を選んで這い上がる。最後にクリア出来ない岩にぶつかるので、ここを左手に迂
回する。
見える。伊予富士をこんな角度で眺めるのもバリエーションルートを歩く楽しみとも言える。
斜面の這い上がりとなる。尾根の前方には鋭い岩峰が立っているのが見える。
11時50分岩峰の左を回り込み、苔むした岩場を這い上がって行く事になる。下側を眺めると出発点のヘリコプター基地が雪で
白くなっているので良く分かる。この辺りでは鷹ノ巣山を眺めるとほぼ同じ目線になっていた。
の左手に沿って灌木ヤブを這い上がって行く。
10時17分 岩尾根が始まる 尾根の傾斜が急になって来た
11時22分 岩壁に突き当たりこれを這い上がっていく 岩壁の途中から下を眺める
ツララが沢山岩から下がっている ウラジロモミの急登を這い上がって行く
寒風山・西峰の手前に立つ岩峰が見える まだ あの高さまでは這い上がらなければならない
左手を見ると寒風山・前衛峰とその左下に桑瀬峠、 奥に伊予富士が見える こんな角度から見る景色は珍しい
11時43分 前方に鋭い岩峰が突き出ている とりあえずそれに向かって進む
岩尾根が現れる 左手に沿って岩を迂回する
安全な場所を選んで岩場を這い上がる 出発点のヘリポートが随分下に見える
オーバーハングの岩壁を避けて左側を這い上がる 鷹ノ巣山と高さはほぼ並んでいる
12時03分やっと鋭いツララを沢山垂らした見覚えのある岩棚の下側までやって来た。地形図には岩場のマークは記されていな
いが、ここから暫く岩場が続く。尖った岩峰に左手から這い上がり、少しの間天然ヒノキとシャクナゲが生えた細い岩尾根を進む。
岩尾根から振り返ると桑瀬地区から吉野川の谷筋とその向こうにゴツゴツした稲叢山付近が見える。西側には眼下に桑瀬峠から鷹
ノ巣山分岐〜伊予富士の稜線が連なる。歩く尾根の左手を眺めると寒風山西峰の前にある岩峰峰とその下には登山道が刻まれている。
岩からは沢山のツララが下がる 12時03分 見覚えのある岩棚を通過する
岩棚から垂れ下がるツララをしばし眺める 奥は冠山
天然檜とシャクナゲの生えた岩尾根を這い上がる 鋲付き長靴がフリクションが効いて正解だった
岩場から出発点を振り返る 高度感があるなあ 奥は稲叢(いなむら)山
岩の細尾根を進む そろそろ標高差が縮まって来たぞ
寒風山・前衛峰や桑瀬峠が眼下に見える 鷹ノ巣山分岐から伊予富士への稜線と標高が並んだ
左の岩峰は西峰手前に飛び出したピーク 右手が西峰(南峰?) 寒風山・本峰は右端に隠れている
最後は笹原を這い上がり山頂へ
岩稜帯を暫く進み12時17分シャクナゲを抜けるとやっと笹原に出た。そこは霧氷に覆われた木々が点在する眺めの良さは藪尾
根を歩いた末に到達するご褒美の様な場所だった。
12時28分風穴に置かれた祠に挨拶をして寒風山の山頂に着く。展望の良い寒風山だが、石鎚山は西黒森と瓶ヶ森の裏側に入る
ので姿が見えないのが唯一の欠点だが仕方が無い。
12時17分 最後の岩稜帯に付随したシャクナゲを抜ける お〜〜やっと笹原に出た
最初の笹原は傾斜がムーチョきつい〜〜 どこが稜線か定かではないが兎に角上に向かって這い上がる
結局最後まで東尾根からは寒風山の本峰は見えないって事? でも霧氷が綺麗で満足〜
12時25分寒風山の東下にある白骨林へ到着する バックは笹ヶ峰とチチ山
笹ヶ峰展望所を通過 左奥は黒森山と沓掛山 正面の笹ヶ峰も長又谷へ崩壊が進んでいる様だ
山じいさんがなべちゃん達と設置したと言う祠 寒風山山頂には登山者が一人居た
寒風山前衛峰の南肩部に向かう
12時45分山頂を後にする。
霧氷を楽しみながら13時06分橋本ロープが伸びる前衛峰への渡り廊下を過ぎ、アルミ梯子を上って前衛峰を回り込むトラバース
登山道を進む。ムンクの木を過ぎて13時22分前衛峰の南肩まで下がって来た。
寒風山・登山道を下る 正面奥に手箱山・筒上山・岩黒山 右手の県境尾根上に西黒森と瓶ヶ森 石鎚はこの裏側で見えない
トコロテン霧氷 寒風山・西峰の左手をトラバースして下る
登山道から東尾根の登山口を眺める 左手は東尾根と南東尾根
寒風山・本峰 本峰から東側に落ちる尾根
霧氷の尾根 青空に輝く霧氷
霧氷越しの西黒森と瓶ヶ森
前衛峰を繋ぐ廊下(橋本ロープ場) 眼下に下りに使う肩部が見える
ムンクの木を過ぎる 12時23分 前衛峰の南肩が近づく
1,540m(前衛峰)肩部・東尾根を下る
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 寒風山・東尾根〜寒風山〜前衛峰・南肩部〜寒風大座礼林道
寒風山前衛峰の南肩部の登山道は尾根の少し右手をトラバースして付けられている。適当に深い笹を4〜5メートル稜線部まで這
い上がって13時25分裏側に出る。斜面には明確な尾根は見られず取り敢えず笹原をあまり左の谷部へ向かわない様に下る。
やがて笹の灌木帯となり、5分程下ると雪で笹が見えなくなり歩き易い。
13時25分 登山道から肩部の尾根部へ這い上がる 最初の斜面は雪が解けて笹が剥き出しだ
笹薮から灌木帯へと下って行く
灌木帯へと向かう 左手には冠山
灌木藪と雪が出てくる 薄いが雪原となる
13時35分お腹が空いたので行動食の定番「マーガリン入りバターロール」4個入り100円を2個食べる。普段こんな高カロ
リーなパンは家では食べれないので専ら山歩きの時だけの御馳走である。
13時50分前方が少し谷っぽくなったので左手に軌道修正する。まあこの辺りの谷筋はそんなに危険な場所とは思えず何処を下
っても寒風・大座礼林道に着くので気楽なのだが、出来ればログ上尾根を伝って下りたいのでなるべく高い場所を選んで歩く。
相変わらずある程度締まった雪の斜面なので雪を長靴で潰すようにして下る。
13時35分 マーガリン入りバターロールの昼食 尻セードをトライするが余り滑らない
崖っぽい場所はロープを使う 少し左に振りながら急傾斜を下る
13時56分 樹林帯へ入る 横倒しになった幹から枝が沢山伸びている
14時を過ぎると雪が減り笹薮が現れる。でも茎が細いのでそんなに見た目ほど邪魔にはならない。その内、リョウブなどの細い
灌木帯になり笹の背丈も高くなるが長続きはせず、灌木帯では笹が無い場所も出てくる。
14時15分カラマツが現れると細い灌木がびっしり生えた藪となる。暫くすると下側に道路が見えたが未だ少し標高差がある様
だ。そこから5分程で若い植林帯に入る。少し正面の斜面が急になったので左手の緩斜面へ移動する。
雪がまだまだ続くよ おっ ブナも出て来るよ
灌木帯もある 疎林もある
14時15分 カラマツ帯が近づく 正面はご存じ冠山
ゲッ 灌木藪になる 14時20分下の道路が見えた でもまだ高度差がある
幼木の植林帯に沿って下る 藪っぽいがゴールが近いので我慢!
すると14時35分地形図には記載されていない作業道があってそこに下る崖になっている。お助けロープを出して作業道へ下り
る。この道を左に伝うが道が無くなったので又灌木ヤブを下る。
14時45分林道の真上にでるが、崖に出会い又ロープで下る。最後に法面のコンクリートもお助けロープのお世話になり14時
52分無事林道に着地する。
14時33分下側に道路があるぞ 又ロープを出して斜面を下る
道路が消えた? 藪の急斜面を下る
又 崖でロープの出番じゃ 崖をロープで下る
最後は道路の法面でロープを出す 14時52分 無事 林道に着地〜^
林道を歩いて15時03分寒風山東尾根の交差部にデポした車に帰る。
この左側の崖を下りて来たって訳! あ〜〜あ 面白かった〜〜
電動自転車は今回使わなかった 朝這い上がった寒風山東尾根を眺める
寒風山前衛峰南肩部から林道まで1時間30分弱で下った事になる。まあ、桑瀬峠の登山道を下ってここまで歩くよりは少し早く
着いた様である。
寒風山の東側にはもう一つビミョーな「南東尾根」と言うのがあり、裏寒風から上がって南東尾根を下った記録を纏めました。
2016年7月16日
寒風山トンネル西口〜裏寒風〜寒風山〜南東尾根〜寒風・大座礼林道下山
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 裏寒風〜寒風山〜南東尾根〜寒風・大座礼林道
上りは裏寒風ですが、こちらは既にルート解説をしている場所ですのでさらっと流します。
09時00分 寒風山登山口に車を置き、ヘッドランプでトンネル西口へと歩く。
09時30分 旧寒風山トンネル西口登山口を出発し裏寒風ルートへ入る。入り口には「四国森林管理局・愛媛森林管理署」
「西条・石鎚森林事務所」の立ち入り禁止看板が掛けられていた。 (現在はこの看板は見当たらない)
旧寒風山トンネルへ入り西口に向かう 09時30分トンネル西口にある裏寒風登山口を入る
登山口には当時立ち入り禁止の張り紙や黄色のテープが置かれていた
09時45分岩のロープ場を通過
09時52分鎖場を通過
09時45分 ロープ場を通過 09時52分 鎖場を通過
10時10分第一展望所通過
10時25分第二展望所通過
10時10分 第一展望所 10時25分 第二展望所
10時40分尾根・トラバース路分岐通過
10時40分 第一尾根からトラバース道への分岐を通過
11時40分第三展望所通過
11時30分 ガレ場を上がる 11時40分第三展望所に到着する
12時00分寒風山山頂
11時48分 西峰の肩へ這い上がる 12時00分 寒風山の山頂に到着する
寒風山・南東尾根を寒風・大座礼林道へ下る 約2時間
12時10分までは見覚えのある東尾根を下り、今回は途中から意識的に右手に移動する。東尾根と違い南東尾根は最初尾根
の地形が明確で無いので適当に下って途中で位置確認をしながら尾根に乗って行く作戦だ。
指して下って行くと12時20分大きなブナに出会う。
山頂から左手に回り込みながら下る 笹原を下る 右手には前衛峰が見える
笹原を少し右手に向かってどんどん下る 10分程で灌木帯に近づく
東尾根へ入らない様に少し右手に向かって下がる 西峰から突き出した岩峰が見える
次第に岩峰が遠ざかる 大ブナが現れる
12時20分 立派なブナに出会う
12時35分頃になるとシャクナゲや樹林の尾根が比較的明確になってホッとする。同時に背丈の高い笹薮が30分程続き、
同じような景色に退屈しながら下って行く。
林床に笹が生えた樹林帯を下って行く まだ高度があるのでシャクナゲ帯もある
12時40分 尾根が明確になって安心する う〜〜ん 深い笹薮だなあ
笹薮の樹林帯が続く おなじ様な景色に少し退屈する
13時15分標高1,250m付近で笹が少ない岩場に出たので少し休憩をする。そこから又同じ様な笹藪を下ると赤テープ
が現われて踏み跡が突然現れた。藪の為薄くなった尾根部の踏み跡を下ると13時20分肩部に出て植林の幼木帯となった。
雨が降り出して濡れた斜面を滑りながらレインズボンを持って来ずにズボンがドロドロになる。
尾根の緩斜面は陽当たりが良いのでヒヨドリソウが咲いており、視界が悪く展望の無いイバラやカヤの細い踏み跡を辿る。
13時15分 岩が現れる 退屈な笹薮の中で気分転換になった岩場だった
何故かこんな所に赤テープが2つある むむっ イノシシの寝床があった
13時20分 植林の幼木が立つ尾根の肩部に出ると、左下に東尾根の基部、ヘリポートが見える
ヒヨドリソウが咲いているが雨の為かアサギマダラは居ない 植林地の後は下草の藪になっている
前方に尾根の最後になる肩部が見える その左奥に東尾根基部のヘリポートがある
植林の幼木帯を進む もうすぐ尾根の最終肩部に着くぞ
13時40分幼木の植林帯を下ると最後の肩部に出て、地形図を見ると右手に崖マークが記されているので迂回しながら植林
帯の藪を進む。すると直ぐ下に林道が見えやっとゴールが近づく。お助けロープを出すのが面倒なので灌木が生えた下り口を
探しながら道路の法面へ向かう。
コンクリートの法面を避けて崖部を滑るように下って14時00分寒風・大座礼林道に下り立った。
雨が激しくなる・・・ 林道が見えた 藪を突っ切る
やっと道路の上に出る 最後の法面の真上に出る
さて、最後のコンクリート法面をずり落ちる 下り口を間違うとすぐ横が崖だった
林道を寒風山登山口へと歩く(この辺りは現在舗装されている) ストックが壊れたかも・・・・・
寒風山山頂から丁度2時間で林道へ下った事になる。
寒風山もバリエーションルートを利用すると単調な登山道と違いメリハリが利いた歩きが出来ると言うものだ。
寒風山バリエーションルート その1)裏寒風(トンネル西口ルート)と西尾根ルートの記録は ここ