令和2年(2020年)2月23日
上猿田橋から天堤山〜兵庫山〜玉取山 周回
プロローグ
今年1月11日に津根山大橋から天堤山〜兵庫山〜大登岐山〜下川峠〜葛川林道〜津根山大橋への周回を行った。その余勢を
駆って伊予の鈍亀さんが上猿田から2月12日に上猿県道から玉取山〜猿田峠の県境尾根を歩いたとの報告があった。
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 伊予の鈍亀さんが歩いた上猿田〜玉取北尾根〜玉取山〜猿田峠周回ルート
マーシーさんと「伊予の鈍亀さんが県境歩きをしている様だから兵庫山と玉取山をヘッドランプ無しで繋ぎましょか」と言う
事になり上猿田橋から周回する事にした。ところが坊主さんの指摘でこのルートは既にむらくもさんが歩いているとの事で、
能智さんを誘って天堤山も含めた別周回ルートとする。
出発点の上猿田橋は富郷から白髪隧道へ延びる県道126号線の途中にある橋だ。この県道は白髪隧道付近から大森山・佐々
連尾山へ行く時に利用する道路だ。
上猿田橋〜天堤山〜兵庫山〜玉取山〜西回り尾根〜猿田川右岸〜上猿田橋 周回
行程1)上猿田橋〜天堤山南尾根(コル部)〜天堤山 1時間50分
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 上猿田橋〜天堤山
08時10分上猿田橋手前の空き地に車を停めて猿田川左岸の植林帯から這い上がりを開始する。私は橋の袂(たもと)から
キッチリ這い上がろうよと提案するが、そこまでストイックな仲間は居なかった。最初は尾根に向かって比較的急な傾斜を這
い上がって行く。途中から林業用の作業道を伝って08時25分平らな尾根筋へ出る。
地形図を見ても等高線がなだらかで確かに尾根は存在するが所謂(いわゆる)「馬鹿尾根」と呼ばれる場所を歩く。こんな場
所では時々方角を確認しながら天堤山の南側コル部を目指す事になる。
なだらかな植林帯を登って行くと08時50分最初の林道と交差する。少し小高い尾根部を選んでまた斜面を上って行くと
10分程で上側の林道を横切る。そこからは急傾斜となり岩が現れるので少し左に振って斜面を這い上がると09時12分
地形図に実線で記されている広い林道に出た。
この広い林道をショートカットしながら暫く歩き、09時22分又斜面に取り付く。急な斜面を這い上がると09時25分
上側で林道と合流した。
この上猿田橋が登山口で下山口でもある
08時10分 この辺りから取り付きましょか いつもの様にテキトーに斜面を上がる
途中から作業道に沿って斜面を上がる 枝打ちされた植林帯を歩く
植林帯も手入れが行き届くと美しい 08時50分 林道に出る 亀吉さんはロープを持っている
09時00分2度目の林道をクロスすると急傾斜の中に岩場がある ここは左から迂回 身の程知らずが崖を目指す
3人の男共もズルズルの崖にあきらめて右手から迂回する 崖上りの張本人はとっくに安全ルートから林道に這い上がっている
09時22分 この辺りから取り付きましょか 上に林道がありますわ 急傾斜を這い上がる
09時25分 4度目の林道に出る これが最後の林道クロスとなる 天堤山の上側(南側)のコルを目指す
さて、ここから真っ直ぐ西へ進めば天堤山なのだが、天堤山の東斜面は崖である事は前回の山行時に見ている。従ってそこか
ら南側へ回り込んで天堤山の上部コルへと進む事にした。
すると09時30分鹿防護柵・ネットに囲まれた広大な伐採地に出くわす。伐採地の中にはまだ植林された白い幼木保護プラ
スチックが立っていないので今から植林されるのだろう。ネット柵を右手に回り込んで植林帯を上がると最後の林道を横切る
と09時40分天堤山の尾根筋コルに着いた。登山口から1時間30分程だったが非常に楽な歩きだった。
09時30分 広大な伐採地に出る 周りには鹿防護ネットが張り巡らされている
鹿防護ネットは植林する前の用意だろう ネットに沿って右側に回り込む
なだらかな植林帯を歩く 09時40分 天堤山の上側にある稜線部コルに到着する
天堤山 (あまつつみやま) 三等三角点「天堤」 1,146.6m
時間的に余裕があり、能智さんだけ天堤山へ行ってなかったのでザックをデポして山頂までピストンする事にした。直ぐに
見覚えのある岩場があって、灌木藪っぽい尾根を上り09時58分天堤山三角点を踏む。まあこれは初登頂する能智さんへ
のサービスだった。
岩場を通過する 基本的に天堤山も岩山だから少し荒れ気味の尾根だ
肥満度チェックの岩 何とか通れたぞ 山頂近くでは木の枝をかき分ける
9時58分 三等三角点「天堤」 能智さんだけ初めての山頂だ
行程2)天堤山〜兵庫山 1時間40分
10時00分 三角点を踏んだらさっさと合流点へと帰る。左手に玉取山と大森山が木立の間から見える。岩場で遊んだ後
10時20分ザックをデポしたコルへ戻る。
肥満度チェック岩に上がる高い場所好き男達
玉取山 大森山 ゴジラの背を抜けて合流点に帰る
尾根合流点へ帰り10時20分ザックを背負って岩の細尾根を上がる。直ぐに左手に伐採地が尾根近くまで広がっている。地形
が少しなだらかになると10時40分右手の窪みに大き目のヌタ場が現れる。この辺りから尾根が南に振るが、当初考えていた
ルート、北側の猿田川から延びた支尾根がここで合流する場所だ。そしてしばらく歩くと右手に見覚えのある大ブナが一本立っ
ていた。
10時52分前回知らぬ間に過ぎてしまった地形図にある1,224mピークを確認しながら歩く。
コル部合流点から早速岩尾根を上がる 左手に伐採地が広がる
岩尾根が続く この先に左手から支尾根が合流する 地形が平らになって右手に大きな窪地のヌタ場がある
10時50分 例の大ブナに出会う 11時04分 今回は1,224mピークを意識して通過
ネジネジの葛 1,250mピーク(肩)に上がると大登岐山が見える
細尾根に入る
11時25分 1,250mPの三叉路に来て、ここから右手に下って細尾根に入る。痩せた細尾根にはそこに生きる天然檜、
シャクナゲ、リョウブ等の木々が必死に根を張っている。
11時42分前回マーシーさんが潜った天然杉の根潜り場に来た。どうも杉が2本絡まって根が浮いている様だ。マーシーさん
に続き能智さんも通過出来たと言う事は立派な穴って証明だ。
11時46分右手に落合に下る道を分けると兵庫山の山頂はもう近い。モミの高木が立つ細尾根の急登を上がると11時57分
「兵庫山」に着いた。山頂手前に玉取山へ下る県境尾根を確認してからゆっくりと山頂部で昼食とする。
前回、大登岐山へ回った時も昼食はこの兵庫山だった。でも今回は逆方向の玉取山なので夜歩きにはならないだろう。
1,250mターニングピークから右手の細尾根に入る シャクナゲの細尾根が始まる
シャクナゲや天然檜に覆われた尾根 11時41分 肥満度チェック根が現れる
マーシーさんは二度目で肥満度クリアー 能智さんも何とか肥満度チェック根穴を潜り抜けた
肥満度チェック根穴は二つの天然檜が絡まった物だった 11時46分 落合に下る道が右手に下っている
兵庫山から落合に下る道 この分岐を過ぎると兵庫山は近い
兵庫山へ最後の上りとなる 山頂手前で玉取山への県境尾根を確認する
兵庫山から大登岐山 兵庫山から奥白髪山
12時00分 私を石鎚剣山縦走に誘った兵庫山 今回も兵庫山で昼食
行程3)兵庫山〜玉取山 約2時間半
兵庫山から玉取山の県境尾根は石鎚山系の東部山域でもブナ林が美しく岩場もありとても変化がある面白い場所だ。県境尾根は
概ね東西に延びているが、この山域では南北にズレているので尾根を繋ぐのが難しい場所とも言える。
ぎに出発して北に向けて10分程急傾斜を一気に下る。
7年前初めてここを下った時には背の高い笹に覆われていて、境界割り出し作業が丁度行われていた直後だったので助かった記憶
がある。今は笹も無くルートに不安は無い。
そこからなだらかに東へ向かった尾根は1,180mの最低コルを経て次の1,226mピークへ進むと東北方向に向きを変え
る。この辺りの尾根には大きなブナが並び美しい風景が続く。この尾根筋もマーシーさんが14年前に歩いた時は笹に覆われた
美しい尾根だった。今は裸地の尾根にブナが立つ、これも美しい風景だ。
県境尾根分岐より北に下る 10分程急な下りが続く
7年前の下り坂はこんなに笹が生えていた(エントツ山) 更に14年前の尾根はこんな笹に覆われていた(マーシー)
今は笹が無く裸地に近い 山歩きは天気が良い日の昼間やね
左奥が大森山、 その手前が玉取山 岩尾根 (屏風尾根)
能智さん 県境尾根ってえでしょ? 大登岐山と兵庫山を振り返る かつて尾根に生えていた笹は無い
屏風尾根へと続くブナ尾根も素晴らしい だた笹がなければブナもその内水分不足になりそうだ
細尾根を進む 最低コル部付近から1,226mピークへ向かう
以前 笹が生えていた名残りがある 岩尾根の肩 1,226mピーク
13時00分最低コルから岩峰の肩部を眺めるが、結構樹林帯となっているので厳しさは感じない。先を行く連中が尾根を外れ
て左手に行くので見ていると、岩に苔が生えた庭園となっておりその風情を楽しんでいる様だった。
左上に見える岩尾根の肩部 左手にある岩とコケの庭園を歩く
屏風尾根
地形図にある1,226mピークの上りに入ると岩が現れ始める。この岩尾根には特徴的なプラスチックの県境杭が立っており、
以前一人でこの県境を歩いた時には心強い味方となってくれた。ここから玉取山へ下る1,334mピークの肩までまるで屏風
の様な岩尾根が立っている。特に山名も無い様なので仮に「屏風尾根」と呼ぶことにしよう。
13時12分 1,226mピークの岩を回り込んで岩尾根が左手へ向かう。次の岩場までは味のあるブナ林の尾根が繋ぐ。
13時03分岩場が現れる 岩尾根に境界杭が立つ
1,226mピークへ向かう 13時12分 1,226mピークを左に回り込む
岩尾根までをブナ林が繋ぐ
10分程ブナ尾根を歩くと前方に岩尾根の肩部とその奥に天然林を纏った1,310mピークが聳えている。右手後方には汗見
川を隔てて端正な白髪山が見える。県境尾根から少し南側に外れた工石山と白髪山はそれぞれ高知市内や物部に同じ名前の山が
あるので「奥工石山」と「奥白髪山」の名前で区別している様だ。
若い能智さんがトップを歩いている マーシーさんがしんがりを務める
兵庫山と玉取山の間にある屏風尾根 奥の出べそが1,310m峰
いよいよ岩尾根の這い上がりへ向かう 右手には奥白髪山の平和な姿が見える
13時30分最初の岩場が現れる。豊受山の三度ガ崖での岩場経験が物を言って全員ガンガン這い上がる。まあこの辺りは岩の
足場やイヌツゲの様な低木があるので問題は無い。
13時40分天然檜に覆われた1,310mピークが眼前に現われて最後の岩尾根へと向かう。岩場を少し這い上がるとセリ割
になった大岩を抜ける。すると赤い県境杭が岩に立っており、この辺りが1,310mピークと思われる。以前県境歩きで2度
ここを歩いているが、2度共このセリ割は抜けず右手から這い上がると天然檜の太い枝の下を潜った記憶がある。
シャクナゲと天然檜の細尾根を進むと13時54分右手に白骨樹の立つ岩場が現れた。稜線は藪なので丁度この岩場を通過する。
手前の稜線の向こうに大森山と佐々連尾山が顔を覗かせている。やはり山歩きは天気の良い昼間がいい!
からは岩が減り普通の穏やかなブナ林となる。
13時30分 岩場を這い上がる まあ 豊受山・三度ガ崖に比べればどうって事も無いわ
マーシーさんと能智さんは岩場となると先に上がって皆の様子を眺めている
アセビの岩回廊を上がる 前方に1,310mピークが立つ
13時40分 岩屏風尾根の1,310mピークへと進む
岩尾根を這い上がる 灌木藪がザックに引っ掛かり上りにくい
以前は2回共このセリ割は抜けなかった この男に聞いても14前の記憶は無かろう
13時50分 1,310mピークを通過する 尚も岩尾根を進む
前方が灌木藪の為白骨樹へ右手から回り込む 今回の相対的若手の二人
中々の風景じゃね 奥に大森山と佐々連尾山が見える
県境尾根ターニングポイント
岩尾根から1,334mの肩部(ターニングポイント)まで北西部に幾つかのバットレスがこの急な屏風尾根を支えている。
14時を過ぎると岩が減ってリョウブやブナの穏やかな尾根となる。
地形図にある1,334mピークに向かうと見覚えのあるブナが立ち、14時17分県境尾根のターニングポイントに到着した。
ここは1,334mピークの西肩に当る所で、屏風尾根の最後の衝立部になる県境尾根へと北に向かって下って行かなければな
らない。
1,334mピークの向こうに続く尾根は東→汗見川、南→桑野川(汗見川の支流)へと消滅する。最初に県境尾根へ向かって
下る斜面には明確な尾根は無く平らな斜面である。県境尾根歩きをしている時に玉取山からここのターニングポイントを確認に
来た事がある。
山脈は文字通り脈々と山が繋がっているのだが、兵庫山・屏風尾根から玉取山を頼りない細尾根がそれを繋いでいる。ここは西
側(愛媛県)が銅山川の支流「猿田川」、東側(高知県)が「汗見川」の分水嶺となっている。双方の川は徳島県に注ぐ「吉野
川」の支流ってんだから四国に於けるこの吉野川の凄さが良く分かる。
14時を過ぎると岩場も終わる 前方の1,334mピーク肩へと向かう
玉取山 大森山 佐々連尾山 ターニングポイントへ向かう
細尾根を覆う見覚えのあるブナを通過 14時17分 ターニングポイントに到着した
天気が良く冬枯れの葉っぱが邪魔しないこの時期は玉取山への尾根切り替えはそんなに難しくは無い。マーシーさんからチョコ
ピーの配給を受けて14時20分前方に見える玉取山に当りを付けて急降下を開始する。シャクナゲの根元に立つ県境杭も強い
味方だ。
この時期、天気が良いと正面の玉取山へ向かう渡り尾根の見当は付き易い 手前は亀吉さんの頭、右奥は大森山
マーシーさんの差し入れは今日はコンビニのお手拭きでは無かった 県境杭がターニングポイントに立つ
突撃〜〜 急傾斜を下る テープや杭が適当に目印となる
細尾根で2度もビバークした事を話しながら細尾根を進み、14時50分玉取山直下の平らな斜面に入る。「何故この平らな
場所まで来てビバークせんかったん?」と聞かれるが、夕暮れの一人歩きだと心細く、明るい内にツェルトを張りたいのだ。
ゆるやかな斜面をゆっくりと上り西側に下る分岐の当りを付けた後、ブナ尾根に出て15時04分玉取山三角点を踏む。
5〜6分斜面を下ると細尾根に出る 細尾根を歩く
14時50分 平らな斜面になる ここもテープや境界杭を目印に平らな斜面を上がる
尾根分岐を確認しながら右手に回り込む 玉取山はもうすぐだ
15時04分 玉取山三角点に着く 玉取山だ 玉隠せ〜〜
行程4)玉取山〜西尾根〜北西尾根〜猿田川二俣〜上猿田橋 約1時間45分
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ図 玉取山〜上猿田橋
玉取山からは当初、伊予の鈍亀さんが歩いた北西尾根を下ろうと思っていた。しかし同じルートは嫌だという私の意見を取り入
れて亀吉さんが西尾根ルートを提案していた。ここで紙地図とスマホ地図で西尾根から猿田川へ下った後の距離などを検討する。
沢筋に下りた後の距離は1km程だし、破線道も地図に載っているから何とかなるだろうと言う結論に達した。
15時18分玉取山を出発し、先ほど歩いて来た尾根を少し引き返して西尾根に向かう。この西尾根には富郷から猿田を経由し
て白髪隧道へ延びる県道126号線(高知県に入ると県道264号線)の途中から支線が延びている。
疎林帯を下るが、この尾根は林道合流点から玉取山へ歩くルートとなっている様でテープが結構見られた。
15時40分右手に林道が見えて、そこから尾根が少し北側に振るとテープは見られなくなった。ヒノキの植林帯となり赤い
境界杭を拾いながら下る。地形図を見ると左手は急斜面で右手は緩斜面となっているのでルートが不明になれば左手の急斜面
沿いに歩けば良い。
玉取山に支尾根分岐まで引き返して下る 自然林の明確な尾根が続く
この尾根にもブナの木がある 15時40分 平坦地になり檜の木が茂っている
ヒノキ林の右下に林道が見えた ヒノキ林に入って行く
赤い境界杭が立っている 枝打ちされたヒノキ林が続く
16時05分、右手の緩斜面が伐採後の植林された幼木帯となり逆に左手に背の高い植林帯が続く。右手の奥には先日伊予の
鈍亀さんが歩いた一段高い尾根が見える。
左手にルートを調整して沢音のする方に近づいて行く。
16時05分 右手が植林の幼木帯となる 猿田川の支沢を挟んだ東側の尾根筋が見える
16時12分 結構急傾斜を下る 16時17分 左手の沢音の方に少しルートを帰る
ギリギリまで植林帯が続く 沢が近づくと灌木藪となる
猿田川に下り着き、右岸に道を発見
植林帯を抜けると16時27分沢の二俣部に着いた、左手の沢は猿田川の本流で、右手の沢が支沢で水量が本流より少ない。
地形図の破線道が左岸に記されているので渡渉する。少し左岸を歩くが明確な道は無さそうだ。地形図ではこの破線マークは
相当上流まで続いているのだけれど・・・
マーシーさんが少し左手に上がって道を探している間に、他のメンバーが右岸に道を発見。アテが外れた感じだが、こんな事
は山や沢の現場ではしょっちゅう有る事だ。
だった。
兎に角、渡りに船?でこの古い道を辿る事にした。この道は沢に沿って下流に続いているものの、次第に沢から高度的に離れ
て行く。と言う事は破線道ではないが快適な道を利用する。
16時27分 沢が左右から合流する端っこに下り着いた 左が猿田川の本流
猿田川合流点 下った尾根を振り返る
猿田川を道がある筈の左岸に渡渉する 左岸を歩くが道は無い
マーシーさんが左岸の道を尚も探す お〜〜い 右岸に道があるで〜〜
16時36分 右岸に渡渉する あれ? 立派な祠もあるじゃんね
こんな山の中に・・・こんな立派な祠が・・・
沢の右岸に道が続く 炭焼き窯跡もある
沢筋にも補強の丸太が残っている 岩場に向かって道が伸びる
17時00分左手下方に沢が見えて目の良い仲間は「橋が見える」と言う。ジオグラフィカで確認するが、このまま進むと相
当橋から離れた県道126号線に合流しそうなので急傾斜を下る事にする。
った。
水取り用のゴムホースがずっと道に沿って伸びている 道は沢から結構高度差が出来てしまった
17時下に沢が見えるし、道は沢に向かわない 植林帯だから急傾斜でも下るのに苦労は無かった
ピッタシ 橋の袂(たもと)に下り付く 17時04分ミツマタの花が咲く右岸道に下り付く
17時04分 上猿田橋を渡りデポした車に帰る 今回は夜歩きにはならなかったのでちょっと物足りない様子で橋を渡る
ワイルド歩きに慣れた仲間と初めて歩く上猿田橋から天堤山への斜面と玉取山から上猿田橋へ下った西尾根は楽しいものだった。