徳永・楠橋 しまなみ隊 登山記
平成21年11月8日 白皇山のヤッコソウ
、ついでに葛篭山(つづらさん)、八丁山 (高知県)


11月8日(日)  一度は見たいと思っていたヤッコソウが咲いたとテレビで報道があったので
  何時もの介護付きメンバー4人で、白皇山(山頂 458M 三等三角点433.2M)に行き、帰りに

隣の山白滝山(446.6M)に登りさらにドライブ登山で葛篭山(つづらさん)471.3M )の
 二等三角点を確認して最後は、黒潮町の八丁山(287.8M 二等三角点)に登りました。

 最後の仕上げは、須崎の名物鍋焼きラーメンを食し帰路に付きました。
 予報に反し天気にも恵まれ待望の花にも出会え、楽しい一日でした。走行距離 約556.4Km。


白皇山(山頂 458M 三等三角点433.2M) 
登山道に沿ってヤッコソウ自生地を確認しながら、先ず三角点・山頂に登り下山しながら
ヤッコソウの自生地に立寄り鑑賞して帰りました。


カシミールソフトを使用したGPSトラックログ図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を使用したものである 
                 今回の登山コース


今回のコースタイム
駐車場〜2分〜登山口〜11分〜分岐〜10分〜三角点〜4分〜山頂    27
山頂〜3分〜三角点〜12分〜分岐〜19分〜登山口              34

ヤッコソウ自生地に立寄りながら下山
なお分岐より佐田山シイ保護区まで片道 約23分  

 

   足摺スカイラインの道路脇の登山口           登山道より少し外れて三等三角点

 

   山頂の大岩の上の石鎚神社の祠             祠の裏より稲荷崎方面を望む


                 ヤッコソウ(はるちゃん撮影)


                    ヤッコソウ(はるちゃん撮影) 

参考(ネット検索より抜粋)
ヤッコソウ(奴草)
その形を奴(やっこ)が練り歩く姿に見立てたことからその名が付けられたといわれている。
シイの木の根等に寄生する葉緑素を持たない全寄生植物
多肉質で乳白色、鱗片状に退化した葉が左右に対生して開く。
雄しべは合着して先のとがった筒状になり、粘液上の花粉(蜜)を出し、それが開いた葉にたまる。

蜜を出し終わると、雄しべは基部からすっぽりと抜け落ち中から雌しべが表れる。
蜜を吸いに、スヅメバチやメジロ等が訪れ受粉の媒介をしていると云われています。
雌しべの柱頭は、半球形で受粉すると黒くなる。


 
  鱗片状に退化した葉が左右に対生して開いている     雄しべが基部からすっぽりと抜け落ち中から
  雄しべは合着して先のとがった筒状で付いている     雌しべが表れた状態

                        (写真はいづれも今回撮影したものです)

白滝山(446.6M)

白皇山下山後足摺スカイラインを約35分引返し白滝山へ  
山頂付近に土佐清水航空路監視レーダー設備があり、関係者以外車両の立入禁止。

ゲート側に駐車。

駐車場所より 約7分 航空路監視レーダー設備のゲートに着く。山頂付近の設備は
金網で囲われていました。

一等三角点は、周囲を相当探したが見つからず退却しました。一等三角点は、施設の中??

 

      足摺スカイラインの登山口                 航空路監視レーダー設備を望む
      駐車禁止の標識と閉ざしたゲート

葛篭山(つづらさん)471.3M 二等三角点)
次に白滝山を後にして、葛篭山にドライブ登山をする。

土佐清水市の旧道の伊豆田トンネルが通行止め。現伊豆田トンネルを抜けてから旧道に入り旧トンネルの手前を
右折して林道を走る。


林道は初め道が悪いが、進むにつれ段々を道が良くなって来た。

山頂付近にアンテナ塔が多数立っているが、山頂の二等三角点は、NHKアンテナ塔の右手前の草むらの中に有った。
山頂付近からの展望は有りませんでした。


 

         NHKの電波塔          NHK電波塔の右手前の草むらの中に二等三角点がある


八丁山(287.8M 二等三角点)

葛篭山下山して中村を抜け黒潮町入野の土佐くろしお鉄道中村線の土佐入野駅の手前の信号を左折する。
左角がスーパー、道路反対側に入野小学校・大方高校の
立標識がある。(高知方面からでは、全て反対になる)

入野小学校・大方高校を過ぎ住宅地の坂道を直進すると墓地がありこの道の行止りが駐車場。
手前の作業小屋の裏が登山口。

登山口には、橘川と入野を結ぶ橘川古道の説明板がある。

山頂付近の南側の展望がよく、眼下に白浜青松の入野松原、白波打ち寄せる太平洋が一望出来る。
山頂には石を積みあげ新しい石像と祠があり、この奥に二等三角点がある。



カシミールソフトを使ったGPSトラックログ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を使用したものである 
                     今回の登山コース

 
 作業小屋の裏が登山口、右奥が行止りの駐車場             登山口の標識

 

     杖立峠の風化した杖立地蔵              橘川分岐(山頂まで500Mの表示あり)
                                     左に行けば山伏峠を経由して橘川集落へ行く古道

 

     山頂の標識と新しい石像              山頂の標識の奥の草むらの中の二等三角点


             山頂より白浜青松の入野松原、白波打ち寄せる太平洋を望む

今回のコースタイム
登山口 18分〜 杖立地蔵の峠 8分〜 橘川分岐(山頂500Mの標識)〜16分〜 山頂           登り 42分
山頂 12分〜 橘川分岐 6分〜 杖立地蔵の峠 15分〜 登山口                 下山 33


            
               
         目次に戻る          トップページに戻る