徳永・楠橋 しまなみ隊 登山記
平成21年10月31日 鞍瀬渓谷 (夫婦滝・貝の口滝) 愛媛県
晴天続きで、滝の水量は少なくがっかりしたが、数多くの、沢の徒渉は、楽でした。
渓谷の紅葉には、少し早かった(4~5日)大分葉っぱが色付き楽しませてくれました。
保井野集落の定期バス旋回の空地に駐車。県道曲り角の道路脇に 夫婦滝・貝の口滝 の
標識がある。
ここより登山道を下り、沢の河原に出て直ぐ徒渉して 右岸 を進む。
両岸の紅葉の中、沢を 左岸~右岸~左岸と5回徒渉を繰り返し、支沢手前の関門の
右岸尾根道に取付く。
登山道の崩壊個所や岩場・危険な個所には、木製の橋・アルミハシゴ・ロープによる
手摺などを取付け・補修、また前回余りなかった案内板や標識が取り付けられていた。
登山道には、茂った木々の間より屏風岩や奇岩が点在するのが見えが展望はない。
登山道は尾根を越えて、支流の沢に出る。支流の沢を少し下り、左岸に取付けた
アルミハシゴを登り、夫婦滝に向う。
鳥越の峠を越えて進むと紅葉に彩られた雄滝が現れ、勢い良く滝水が滝壺に流れ落ちる
姿が眼に入る。
目を転じ左の 雌滝 は岩肌をしとやかにあるかなしかの水が流れ落ちている。
雌滝には、滝壺はなく、別々の沢から流れて来て、雄滝のつぼで合流していた。
貝の口滝は、支流の沢の夫婦滝取付きハシゴ迄引き返し、更に下り、夫婦滝の沢の下流で
支流沢との出会いに、貝の口滝がある。
貝の口滝付近の紅葉が滝壺に映え、切立つ岩が滝の水におおきくえぐりとられ、表面の岩肌は
滑らかで綺麗でした。
カシミールソフトを利用したGPSトラックログ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を使用したものである
今回歩いたコ-ス(谷歩きが多く、周囲に高い岩峰があり充分なGPSの軌跡が取れませんでした)
登山口の標識 ここより沢の川原え下る 河原へ出ると直ぐ右岸へ橋を渡る
右岸~左岸~右岸と徒渉を繰り返す 支沢合流点手前の関門より右岸の尾根道取付きに
最後の徒渉をする
高い岩場にはアルミハシゴがあり 谷間には木製橋を取り付けている
支流の沢に出ると少し下流の対岸にアルミハシゴが 尾根道の紅葉の梢の先に大岩や屏風岩が見える
目に付く
夫婦滝への取付き点これを登り尾根道へ
鳥越え峠に登る最後のアルミハシゴ 鳥越え峠付近の大岩の紅葉
夫婦滝の雄滝を望む
対照的な夫婦滝 左 雌滝 右
雄滝を望む
雄滝は勢い良く滝水が滝壺に流れ落ち、雌滝 は岩肌をしとやかにあるかなしかの
水が流れ落ちている。
雌滝には、滝壺はなく、別々の沢から流れて来て、雄滝のつぼで合流していた
夫婦滝付近の紅葉 貝の口滝へは支流の沢まで引き返し更に沢を下る
貝の口滝の最大の難所二本繫ぎのアルミハシゴあり
貝の口滝
貝の口滝 滝水の流れに岩肌が大きくえぐりとられ表面の岩肌は滑らかで綺麗でした。
滝の大岩付近の紅葉 滝周辺の紅葉
今回のコースタイム
登山口07:35 ~ 07:46沢の河原出会い ~ 08:35支沢手前右岸の尾根道取付き
11分 49分(この間左岸~左岸~右岸と5回徒渉)
~ 09:09標識のある分岐 ~ 09:46支流の沢出会 ~ 09:49夫婦滝尾根の取付き
34分
37分 3分
~ 10:25夫婦滝
36分 計 2時間50分
夫婦滝11:13 ~ 11:49夫婦滝尾根取付き ~ 12:06貝の口滝
36分 17分 計 53分
貝の口滝12:20 ~ 12:40夫婦滝尾根取付き12:42 ~ 12:48支流の沢出会い ~
20分 (2分) 6分 31分
13:19標識のある分岐 ~ 13:47支沢手前右岸の尾根道取付き ~ 14:23沢の河原出会い
28分 36分(この間徒渉5回)
~ 14:40登山
17分 計 2時間20分