9月2日(日) 御在所山 (愛媛県)
四国で御在所山と呼ばれる山の一つの愛媛県鬼北町広見と西予市城川町境の御在所山(一等三角点907.9M 山頂915M)に鬼北町日吉より行って来ました。
御在所山位置図 今回右下にある御在所山
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 200000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
アプローチ 国道R−197西予市城川の道の駅を経由し宝泉坊温泉を過ぎての小さい峠が西予市と鬼北町の境になる。 鬼北町に入りすぐ左に "日吉 原木市場" の立ちカンバンがある。ここを右折して旧日吉村上本村地区に入る。ここを約900mほど進むと、正面に原木の積上げを望む変則四差路が有る。
ここを右折し白線を引いた主道を山手へと進み相林集落を目指す。 相林集落の最後(最上段)の家で舗装がなくなり、未舗装の林道をを約800〜900m走ると小さな峠になり林道は下る。 (林道 広見・日吉線) この峠が登山口で小さな広場になり、杉の立木に
"登山道"
標識がある。 ここより右山側に引返すように作業道がある。
登山道 尾根道も山頂からの展望もなく、一等三角点が有るとはいえ、一般の人達には敬遠されたのか、 登る人もなく、途中より道はなくなり、倒木を乗越え、カズラを切り雑木の間を抜けて急坂を登って旧広見町と旧日吉村の境界尾根に出る。 尾根は雑草と広葉樹林が茂り尾根道を塞ぐ。
広葉樹林を抜けると尾根の左植林帯、右伐採林になっていて、ジグザグの登山道が倒木や伐採材で登山道が塞がれていたので、登山道を無視して、植林帯を伐採林の境尾根を直登する。 登山口よりの荒れた作業道が山頂附近まで続いていて、時々出会ったが利用しませんでした。
山頂に立派な一等三角点があるが、山頂附近植林に覆われ、東方向にみ立枯れの倒木と伐採林であるが、展望はない。
なほ三角点より約7分、915mの頂上も行ってみましたが広い植林の平地で、低い雑草が茂り何の表示も見つけることが出来ませんでした。 今回のコースタイム 登山口
→ 30分 → 尾根 → 43分 → 山頂(三角点) 1時間13分
山頂(三角点)→ 7分 → 山頂 山頂 → 7分 →
山頂(三角点)
山頂(三角点)→ 31分 → 尾根分岐 → 19分 → 登山口
50分
総時間 2時間45分
帰りに城川の宝泉坊温泉に浸り 又"ギャラリーしろかわ"立寄り「かまぼこ板の絵」を見学し、"かまぼこ板の絵"と"日本一短い手紙"コラボ展があり感動しました。
峠手前の林道脇の登山口の標識 登山道の標識と登山口
登る人も少なく雑草が茂っている 植林の登山道 段々道は細くなり無くなる
倒木を乗越えカズラを切り雑木の間を 根は雑草と広葉樹林が茂り尾根道を塞ぐ 抜けて急坂を登り旧広見町と旧日吉村の 境界尾根に出る。
尾根の左植林帯、右伐採林になっている、登山道 御在所山の一等三角点 を無視して、植林帯と伐採林の境の尾根を直登する。 雑草を刈りさっぱりする
相林集落の棚田と高研山方面を望む
9月8日(土) 土小屋から弥山、愛大小屋経由で面河道を下る
お互いに50数年ぶりの老々コンビと初めてと言う
しまなみフラワーズで弥山〜愛大小屋〜面河山〜面河渓谷〜関門〜面河バス停コースを縦走しました。 土小屋に駐車し、下山して面河〜土小屋間は路線バスを利用しましたが、面河バス停発15.32でしたので、かなりプレッシャーが掛かりましたが、お蔭で余裕をもって下山出来ました。 天気予報に反して天気が悪く、ガスで弥山より天狗岳や周辺の展望はありませんでしたが、登山道の脇には夏の残り花や秋の花が咲き、ゆっくり花を愛でながら登りました。
登山道脇の標識 ガスに包まれた二ノ鎖小屋手前の鳥居
レイジンソウ(キンポウゲ科) アキノキリンソウ(キク科)
ミヤマトウヒレン(キク科) シオガマギク(ゴマノハグサ科)
シコクブシ(キンポウゲ科) シラヒゲソウ(ユキノシタ科)
ミソガワソウ(シソ科) 山頂手前のお花畑 ミソガワソウ・オタカラコウの群生 今回出会った花 ハガクレツリフネ・ムシカリ(オオカメの木)の実・サラシナショウマ・テンニンソウ・ ヒキオコシ・シコクフウロ・ノダケ・シロヨメナ・ミヤマリンドウ・ダイモンジソウ・ ホソバノママハハコ 等々沢山の花が咲いていた。
山頂にて暫くガスの動きを見ていたが、 二ノ森分岐を過ぎ笹原より弥山を望む 晴れる気配がないので、早々に下山、 面河に向かう。
広大な笹のスロープをトラバース 綺麗に改修された愛大小屋 登山道の笹は刈られ、西冠岳直下のルンゼ状 の小谷の橋は修理され、危険個所にロープ有り
愛大小屋付近より石鎚南壁を望む 愛大小屋を過ぎるとブナ・ミズナラの原生林 の森林コースになる
登山道より土小屋・黒岩山(左)筒上山(右) 登山道に立つ標識 を望む 標示時間の約1.4倍 1時間30分掛かった
振返り下山道の石段 下山口(面河登山口)の鳥居 この石段が登り・下りを悩ます
今回のコースタイム 登山口06:40〜07:40東稜分岐07:50〜08:27二の鎖鳥居08:37〜08:58面河分岐
1時間00分 (10分) 37分
(10分) 21分 〜 0908弥山山頂 10分 2時間28分
弥山山頂09:21〜09:28面河分岐〜09:38二ノ森分岐〜09:51水場〜10:45
1時間24分 愛大避難小屋11:15〜11:53分岐〜12:00面河山12:04〜12:08分岐〜13:42 (昼食休み 30分)
2時間27分 登山口 〜 14:00渓泉亭 〜 14:34バス停
18分 34分 (昼食30分・面河山登山15分を含む) 5時間13分 総時間 7時間54分 注:面河山登山口は、面河山を東に巻くと尾根に出る。この尾根を面河山に向かって登り、 同じ道を下る。
9月12日(水) 天堤山
四国中央市の 愛媛の山(1,000M以上)の一つ 天堤山(1,146.6M) (アマツツミヤマ)に 老々コンビ で登りました。
アプローチ 四国中央市富郷 県道R−6 から 上猿田〜三島線R−126を 約3.5Kの下猿田の分岐で 右折。約10M程でまた分岐がある。この分岐を左折して
芋野林道
にいる。
芋野集落を過ぎ更に植林帯の曲がりくねった舗装道路を 約5Km 進むと舗装が切る。 ここの分岐を右折し無線中継舎進入道を 約500M進み大きな膨らみのある左カーブした所が登山口。 路肩に駐車。 2〜30M先に 電柱 アマヅツミ113 がある。
木が茂り電波塔が見えないが、直ぐ上に電波塔がある。 ここより、道路を2曲がりした約200M先が、電波中継舎の電波塔がある。
登山道 登山口に標識は無いが、右手に延びている尾根が山頂への主尾根になる。 谷合いを其のまま登れば、自然に植林帯の尾根に出る。
尾根道も植林帯から雑木林へまた左赤松、右雑木林と色々に変化するが、尾根道を外れないように真直ぐ進む。 ピークを三っ程越えて、アセビなど雑木の岩場のピークを登ると平らな雑木林の尾根道の真中に山頂の三等三角点が有る。 登山道は、アップダウンも少なく、緩い登りで知らぬ間に山頂に着いていた。 山頂を南側に下ると少し広い所がある。
山頂の展望はないが、少し亀の首を伸ばして見れば、四方が開けて素晴らしかった。 注:電波中継舎の電波塔の柵の前に駐車し、柵の左側を尾根目指し登ると少し早い。
今回のコースタイム 登山口 5分 尾根道 25分 山頂 30分 登山口 (1時間14分) 総時間 2時間14分
登山ルート概略図(はるちゃん作成)
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 25000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
城師橋付近より天堤山を望む 下猿田分岐の標識ここを右折 (はるちゃん撮影) 県道R−6より約3.5K
芋野林道の標識 左 赤松 右 雑木林の尾根道 下猿田分岐より約10M先を左折する
左 檜の植林 右 雑木林の尾根道 尾根道の岩
雑木林の岩場のピークこれを越すと山頂 雑木林の尾根道の真中にある三等三角点
山頂より首を伸ばし大森山(左)玉取山 山頂より首を伸ばし赤石山系を望む 方面を望む
9月19日(水)水なし山
去る8月9日久万高原町美川の大川嶺・笠取山近くのウバホド山の行った時、気になっていた水なし山(1,408M)に老々コンビで行きました。 愛媛県内 1,000M以上の山の一つです。老々コンビには、厳しい山行きでした。
水なし山位置図 はるちゃん 作成
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 25000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
アプローチ 国道R−33久万高原町美川の御三戸より県道柳谷・美川線に入りスキー場を過ぎて美川峰の峠を越え下り、大川嶺・笠取山への分岐より 約1.9K、約4分笠取山林道南側の尾根の曲がったウバホド山に続く尾根の先が登山口。 (ウバホド山登山口に駐車、林道はまだ続いているが雑草と雑木が茂り進めない)
登山道 登山口の駐車場の標高約1,500M、一度下ってから登り返して水なし山山頂1,408Mへ 地図を見ると2時間〜2時間30分程度で登れるものと計画していましたが、駐車場から笠取山〜水なし山に繋がる尾根までは雑草と雑木が茂り込んだ林道があったが、林道を藪が酷く途中で尾根に取付く。 尾根には全く道はなく密生した熊笹の連続で、背丈を越える笹は有りませんでしたが熊笹を掻き分け、踏みつけ、滑りまた蹴散らし笹に足を取られ、悪戦苦闘の上何とか山頂に
辿り着くことが出来た。 計画の甘さと体力不足を痛感した、3時間46分でした。
登山道の所々にブナの原生林が残り素晴らしい佇まいを見せてくれた。 水なし山の山頂は360度の展望があり、天気も良く見事でした。
復路は登りが多く、往路で踏付け、滑った熊笹が足に絡み付き大変でした。 何とか日没30余分前に駐車場に帰り着きホットする。 ジャスト5時間00分費やす。 尾根を外れなければ、迷うことは無いが、尾根にも全く道がなく、最近人の行った気配もなく、
登山道全体に熊笹の密生した所を、歩くのは始めてで良い経験をしました。
今回のコース・タイム 登山口08:03〜09:03最初のピーク(1,460M)〜09:55ピーク1,422M〜11:49山頂
1時間00分 52分 1時間54分
(3時間46分) 山頂12:30〜14:25ピーク1,422M〜15:51ピーク(1,460M)〜17:30登山口
1時間55分 1時間26分 1時間39分 (5時間00分) 総時間 9時間27分
トラバース林道より水なし山を望む
駐車場からの雑草と雑木が茂り込んだ林道 尾根の熊笹を掻き分け進む
最初のピーク目指し尾根を下る 約1460M最初のピークより水なし山を望む
最初のピークより振返り笠取山・ウバホド山を望む ブナの原生林を行く
尾根の所々に立つ境界の石碑 見事なブナの原生林
山頂手前のピークのブナ林 水なし山山頂の「界 第491号」の標識
山頂の展望 五段高原方面を望む(はるちゃん撮影)
山頂の展望 小田深山方面を望む 遠くに壷神山・牛ノ峰も見える(はるちゃん撮影)
9月25日(火)妙見森
内子町小田の 妙見森(1,325M)に登ってきました。 メンバー 老々コンビ + しまなみフラワー 3名
妙見森(1,325M)登山ルート概略図(はるちゃん作成)
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 25000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
アプローチ 国道R−33を砥部町で国道R−379 へ右折し内子町広田を経由し内子町小田で県道R−52
を経て獅子越え峠・小田スキー場を下り約4.4K 約10分で道路 右側に淡水魚センター あまご&虹鱒 の標識がある。 ここを右折するとすぐゲートを
閉鎖した林道に突き当たる。
ここが登山口。ゲート横に駐車。
登山道
ゲートを潜り良く整備された未舗装の林道を進む。自然林の中約30分橋を渡ると左下に見ていた沢が右手に林道と並走するようになる。 林道の両側が伐採地になると林道終点が近い。林道終点付近に広場が有り車は此処まで入る。(森林管理署の許可が必要)
伐採地の作業道の両側にツリフネソウ・アケボノソウ・アキチョウジ等等のお花畠が続く。 作業道を沢に添って登り、作業道終点より小さな沢を渡り右尾根の伐採地の中を抜け自然林と伐採地の境を登ると尾根まで伐採した主尾根に出る。
主尾根に大岩があり、此処が唯一の展望所で、水なし山・天狗高原を眺望出来る。 主尾根は熊笹で道はない。 山頂附近は熊笹に覆われた原生林が残り、ブナが見事でした。 地図を頼りに手分けして三角点を3人が約20分、熊笹の中探したが見つけることが出来ずあきらめ下山する。 残念でした。 今回のコースタイム 登山口08:25〜08:35分岐〜08:55橋〜09:20林道終点〜09:47作業道終点
10分 20分 25分 27分 〜 10:09尾根 〜 10:25山頂
22分 16分
2時間00分 山頂10:45 〜 11:30林道終点 〜 12:08分岐 〜 12:17登山口 45分
38分 9分 1時間.32分 総時間
3時間52分 今回出会った花 ツリフネソウ・オトコエシ・アキノキリンソウ・アキチョウジ・アケボノソウ・
オタカラコウ・ニガナ・ヨメナ等々 帰りに 内子町小田の三嶋神社の乳イチヨウ・カヤの大木を見学し、内子町広田の広田石鎚
(総津権現山)に登り(登り 27分・下り 21分)更に上尾トンネル手前より県道R−220を走りサレガ峠を経由して次回の次?予定の 北ケ森(1,010M)の登山口を確認する。
県道右側の淡水魚センタ−の標識 林道ゲートの通行止めの標識 ゲート横に駐車 ここを右折
整備された林道 橋を渡り沢を望む 沢に沿って林道を登る
林道終点手前の作業小屋 作業道を行く
伐採地の作業道を登る
作業道終点手前より主尾根の伐採地を望む (左の自然林と伐採地の境を登る)
主尾根伐採地の大岩より天狗高原方面を望む
主尾根の大岩を行く (右の自然林の境を登ってきた)(はるちゃん撮影)
山頂附近の原生林 山頂附近のブナ
内子町小田の三嶋神社と乳イチョウ(左) 三嶋神社境内の乳イチョウ(はるちゃん撮影)
内子町広田 総津権現山登山口 総津権現山二ノ鎖よりの展望
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