8月1日(水)四国中央市土居の、熊鷹山(1,098M)と熊鷹山三角点(1,088.6M)に老々コンビで、遊んできました。 帰りに、念願の"柾木の滝"を見学。水量も多く、滝の音のも素晴らしい迫力のある滝でした。
熊鷹山 ルート図 (徳永作成)
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
アプローチ 新居浜を抜けすぐの四国中央市土居町関の原、国道R−11道路脇の"東赤石山登山口入口"の標識より右折、高速道路の下を抜け関川沿いに走行し、五葉松栽培所を過ぎやがて、廃墟になった
河又の集落に着く。ジグザグの林道を走り集落より約400M先の道路左に"赤石山高山植物"のカンバンがあり、鉄製の扉のある林道分岐に着く。国道R-11分岐より約5K
約20分。
鉄製の扉のある林道を約1Kで 柾木の滝でさらに300M先にゲートがあり通行止めでした。 ゲート前の広場に駐車。 登山コース ゲートを抜け緩やかな林道を尾根の林道終点目指して登る。林道は荒れてなく雑草が生え、雑草がクッションの役目をし歩きやすい。林道が一ケ所大崩落していたが歩行には支障は ない。長い長い林道が続く。
尾根の林道終点に大きな一本松が有る。登山道は、一本松の手前右手に林道を引返す様に作業道が尾根沿いに付いている。
この作業道を登り、暫く行くと左に防火帯が見えてくる。境界林に沿ってこの防火帯を登る。 防火帯を約120〜150M登り、境界林を潜り尾根道を登ると登り易い。
山頂は、檜や雑木に囲まれ薄暗くプラステックの境界杭にマジックで小さく山名が書かれていた。 熊鷹山の三角点 山頂の下りで、僅かに左方向に赤星山〜二ッ岳方面を望む事が出来るが他に展望はない。尾根に道は有るがヤブ漕ぎの連続で尾根は細り結構アップ・ダウンがある。 山頂より5〜6回アップ・ダウンを繰返し約50分、痩せ尾根のピークに出る。 ピークには大きな檜と松の木が有り、大休止して周囲の確認と地図上で現在地を確認する (現在地は地図の二つ目のがけ岩のピークと確認) 次のピークまでに行くことにする。
急斜面をヤブ漕ぎしながら下り次のピークの登るがピーク山頂には、井桁マークの境界杭のみで、三角点は見つける事は出来ませんでした。痩せ尾根のピークより約10分。諦め折り返す。
帰路
折り返して約6分少しなだらかな尾根道の真ん中に、待望の四等三角点を発見。二人で幸運を手を取り合い、三角点の頭を叩いて喜ぶ。
三角点は大休止した痩せ尾根のピークより約4分、鞍部に下る途中のなだらかな尾根に有りました。 多分行きは尾根道がヤブで通行困難で左へ迂回して、帰りは尾根道が開けて居たので尾根道を通り見つたのでしょう。
熊鷹山の山頂と三角点に登れ、ヤブ漕ぎの疲れも忘れ大満足の一日でした。
帰りに、念願の"柾木の滝"を見学。水量も多く、滝の音のも素晴らしい迫力のある滝でした。
河又集落より約400M鉄の扉のある林道分岐 林道のゲイト 手前の広場に駐車
長い長い林道を行く 林道は緩い登り勾配で歩きやすい
林道終点の一本松より林道を折返し作業道を登る 作業道より熊鷹山を望む
作業道より左の防火帯に登る 防火帯は山頂まで続いている
防火帯より赤石山系を望む
防火帯を120〜150Mで境界林潜り尾根道へ 熊鷹山山頂 境界林の右が防火帯
左の尾根道を登る プラステックの境界杭にマジックで小さく 山名が書かれていた
山頂より下りの尾根道の展望 熊鷹山の四等三角点
痩せ尾根のピークより亀の首を伸ばしての展望
柾木の滝 滝 壷
8月5日(日)老々コンビで、天狗高原のキレンゲショウマを見に行って来ました。
今回歩いた概略図(はるちゃん作成) この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
天狗荘より四国の道の横掛け道のコースを歩き、大引峠と黒滝山分岐より黒滝山(1,367.1M)に登り、姫百合平を経由して姫百合コースを通り、横掛け道に合流して天狗荘に帰りました。 残念ながらキレンゲショウマの大群生を見つけることが出来ませんでした。 時期が少し早かったようです。
今回のコースタイム 天狗荘駐車場07:56〜08:34姫百合コース分岐〜09:07大割峠・黒滝山分岐09:10 38分 33分 (3分) 〜09:27黒滝山09:35〜10:04姫百合平分岐〜10:13横掛け道合流〜11:00駐車場 17分 (8分) 29分 9分 47分 総時間 3時間04分
登山口の座観(セラピーガイド) 姫百合コース分岐(四差路)の標識 姫百合平より此処に下る
黒滝山・大引割の四差路分岐 黒滝山山頂の標識と四等三角点 姫百合平の分岐の標識 帰りに天狗の森と尾根続きの正木の森(1,373M)と三角点(1,365.3M 四等三角点)に登りました。
正木の森(1,373m) 天狗ノ森と尾根続きの鞍部は林道建設のため削りとられ林道建設が進んでいます。
登山口は掘割を越えて林道を約150程下った付近で、掘割より二ッ目の小さなピーク手前の鞍部の尾根に林道より登る。
尾根に出ると小さなピークを越えて登る。尾根に道はなく背丈の余るスズタケと杉の折れた枝や倒木に悩まされながら山頂までヤブ漕ぎの連続でした。
山頂には、図根点 松44 とある。 松山営林署が設置した通し番号らしい。 附近は一度刈取られた跡にスズタケが茂りかけていた。 尾根道も山頂にも展望はない。
三角点(1,365.3m)
三角点は山頂より北西に、より厳しいヤブ漕ぎの急傾斜の尾根を下り、登り返すとスズタケに
覆われた三角点(四等三角点)に着く。 付近のスズタケを刈取ると天狗の森・天狗荘を望む事が出来た。また付近の木に登り少し首を延ばすと、鳥形山・三方山・中津明神山・1335Mのピーク等を展望できた。 (天気予報通り段々雲があつくなり、高山はガスが掛かれ見通しが悪くなる) 下山がまた一苦労。ヤブが深く登りのコースが辿れない。特に登りは倒れたササの葉が顔面に当たり痛い。 尾根を外れない様またスズタケを握り締め滑らないようして下る。 今回のコース・タイム 登山口12:18
〜 13:15山頂13:45 〜 13:55三角点
57分 (30分) 10分 (休憩時間除く ) 67分 三角点14:30 〜 14:43山頂 〜 15:10登山口
13分 27分 40分
総時間(休憩時間含む) 2時間52分
車道より正木の森を望む 鞍部の掘割を越え正木の森を望む 仮設の小屋前に駐車
登山口 崩れた崖を登り尾根の鞍部に出る スズタケを掻き分け尾根道を行く
尾根の踏み跡は消えてない 尾根道を外れないように軌道修正しながら登る
山頂の広場 大きなブナがある 山頂の図根 松44 の標識がある
スズタケに囲まれた正木の森の四等三角点 三角点より天狗の森を望む(左) 亀の首をの伸ばし山頂・鳥形山を望む 亀の首をの伸ばし北側のピークを望む (はるちゃん撮影) (はるちゃん撮影)
追記: カルスト学習館長にお会いして、キリンゲショウマの話や四国では物部と正木の森だけにある花で、今が花の盛りだそうですが写真を見せていただく等楽しい一時を過しました。 花を期待して登りました、簡単に見つかる訳けないですね。
8月9日(木)高原の涼風を求め、大川嶺・笠取山に近い名も知れない、誰も行かないウバホド山(山頂1,488M)に行きました。 帰りに先日失敗した、天狗高原のキレンゲショウマの群生を堪能して、天狗の森に登りました。 登山コース概略図(はるちゃん作成) この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
ウバホド山 県道柳谷・美川線の美川峰の峠を越え下り、大川嶺・笠取山への分岐より約1.9K、 約4分 笠取山林道南側の尾根の曲がったウバホド山に続く尾根の先の広場が登山口。 登山口約1,500M、一度下ってから登り返してウバホド山山頂1,488Mへ
ガスが立ちこめ尾根筋も山頂も見えないが、露に濡れたカヤ・ノアザミ等草原の中を下る。 鞍部近くなるとクマザサが膝上までになり、露を払いながらの道なき歩行は一向に進まない。
ステンレス製の水飲み場や牧場の残骸の鉄のゲートを過ぎるて登るにつれ尾根の北側はブナ等の樹林帯、南はクマザサの草原地に植生分かれ迷うことはない。尾根付近にも道はないのでクマザサを掻き分け歩きやすい所を登る。
山頂附近になると岩場があり此れを避けて右に廻りこみ山頂らしき尾根に出る。周りを樹木に囲まれ一面クマザサに覆われ中に、最高点の図根を見つける。
周囲のクマザサを刈取り、松山営林署が設置した 図根点 松58 を確認する。ようやくガスも上がり周囲の景色が見えるようになる。
山頂より三方山・鳥形山・天狗の森を始め四国カルストの連山を望むことが出来た。 残念ながらウバホド山の三角点は深いクマザサに阻まれ見付け出せませんでした。
今回のコースタイム 登山口08:50 〜 09:40山頂10:45 〜 11:30登山口
50分 (1時間05分) 45分 総時間 2時間40分
登山口よりウバホド山を望む(下山時撮影) ガスが立ち露に濡れたカヤ・ノアザミ等 草原の中をくだる
牧場の残骸の鉄のゲートを過ぎるて登るにつれクマザサは深くなる 道はない
ブナ林と小潅木を抜けて行く ブナ等の樹林帯とクマザサの草原地の境の 尾根を登る。視界なし
ガスが立ち込めたブナ林 下半身露でずぶ濡れ特性の前掛け効果なし 図根点付近の草刈をする 段々視界が良くなる (はるちゃん撮影)
山頂の図根点 松 58 を確認 視界が良くなり山頂からの展望
下山時振返り山頂(右のへこみ)を望む 下山時笠取山を望む (はるちゃん撮影)
尾根北側のブナの原生林 振返りウバホド山の稜線と山頂を望む 尾根の左斜面が樹林帯の覆われている
天狗高原のキレンゲショウマ
天狗の森山頂の標識と三角点
8月25日ー26日 念願の峨蔵山ー赤石山系縦走!!
以前から心に温めていた峨蔵越えから銅山越えのコース 今回夏場にもかかわらず賛同者が出来 実行に移す事が出来ました 同行の皆さん本当にお疲れ様でした。
肉淵ー峨蔵山ー赤石山系ー日浦 縦走ルート図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
8月25日 土曜日
05時30分登山開始----6.53峨蔵越え7.10-8.00鯛ノ頭8.23-9.07二ッ岳9.30--- 10:18イワカガミ岳10:23---10.43途中のピーク10.53----12.10エビラ山12.30
---13.47黒岳14.00-----14.47分1.546mピーク下15.00---15.45権現山15.55
---16.25権現越え16.39-----18.37赤石山荘到着
合計13時間07分
8月26日 日曜日 7時07分赤石山荘出発---8.38お亀岩を経て石室越え8.45--9.30物住頭9.41
---10.25西赤石山10.40----11:53銅山越え12.07---12.57ダイヤモンド水
(ここで昼食)13.30-----14.04日浦登山口
合計6時間57分
今回の反省点 夏場このコースは避けるべきです・・・・ @クロズルと笹の繁茂で道が見えにくい A水が多く必要になる B私・自慢にはならないが今までの山歩きで1L以上の水は飲んだことが無いので今回もペットボトル2本しか携行せず・これが誤算でした権現越えでボトルに20%くらいしか残らず最後は口を湿す程度で歩きました。 重たくても水は多めに持参するのが鉄則だと反省する事しきり。
肉淵登山口 鯛の頭で
二っ岳頂上 イワカガミ岳からの展望
エビラ山頂上で エビラ山から少し下がった岩場
黒岳山頂からの展望 1546mのピーク下から
権現山 ここまで歩けてほっとした 権現越えから20分上がって撮影 (ここから山荘迄97分かかった)
シラヒゲソウ 山荘での宴 右の白いシャツが管理人の安森滋さん
安森さんと朝の別れ オトメシャジン
マツムシソウ 山荘上の岩山 (石室越えは左奥で樹木の切れた所)
石室越え 西赤石山が見え出した
エントツ山よりのメッセージ はるちゃんと同行の皆さん とうとうやりましたね 峨蔵山ー赤石縦走 夏場の強敵はやはり「水」でしたか 赤石山荘でのビールがさぞ五臓六腑にしみわたった事でしょう 素晴らしいはるちゃんの金字塔です。もちろん心強い同行者の励ましがあってこそ
ビバはるちゃん 83歳
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