平成19年 徳永・楠橋しまなみ隊投稿登山記

2月2日 室戸 池山と四十寺山 徳島県
2月7日 三ヶ森(みつがもり) 愛媛県
2月11日 大己屋山(おおごややま) 高知県
2月16日 又兵衛岳 愛媛県
2月4日(日) 高知県室戸の池山・四十寺山に登りました。


参加者の一人 リップさんのGPSトラック図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)


メンバー  男性 4名 女性  4名 計 8名  2台の車に分乗
 
四国88ケ所26番札所金剛頂寺の奥の院 池山及び池山池の池山神社に室戸の元の奥郷より登り、男性二人が車を室津の河内に回送してくださることになり、他の6名は室津の河内の弘ケ谷に下り、河内集落を過ぎて回送車と合流し、稲石の登山道より24番札所最御崎寺(ほっみさきじ)の奥の院四十寺山に登りました。

下山後室戸観光を楽しみ、朝03:30発からの永がーい・長―い 走行距離500Kmの一日が終わりました。お疲れ様でした。

アプローチ
池山(537.8M)
国道R−55 26番札所金剛頂寺入口より左折しそのまま旧元橋を渡り直ぐ左折し狭い小道を元川に沿って走り西川を経て奥郷(おくごう)集落を過ぎて直ぐ、国道より約3.1K右に猪犬の犬舎、車道左脇に"林道奥郷線起点"の白い柱標が見える。
犬舎手前の右手の橋が登山口。 犬舎横の林道の膨らみに駐車場。

登山コース
橋を渡り田んぼの中を進み、正面の鳥居の名残の石柱(1本のみ)を左へ登る。
道は尾根に出て尾根沿いに登ると"池山神社"と書いた標識の有る分岐に出る。分岐を少し下ると"遍路道"の参道にでるが、分岐で"遍路道"に出ずに、そのまま尾根道を登る。
 
尾根を外れないように注意して登り、分岐より約1時間余進むと林道終点付近の"遍路道"と合流する。
池山山頂の登り口が分りにくいので、テープに注意する。

池山に登り、其の後大蛇伝説を伝える池山池・池の小島に"雨乞いの神様・海上安全の神様"を祀る池山神社に参拝。今は池に水が無く、草が茂り何処でも歩けそう!

下山は、はるちゃん・阿部さんの2人が登山口の奥郷(おうこ)に下り、車を室津の河内に回送お願いし、他の6名は河内の弘ケ谷に下る。石ころ道で歩き難いが、道は確りしている。

今回のコース・タイム
登山口07:52〜08:07尾根分岐〜09:20遍路道合流〜09:45池山09:57〜10:07
  15分      1時間13分       25分   (12分)  10分
池山神社
                                     2時間15分                                   
池山神社10:30〜10:35分岐〜11:23登山口駐車場〜11:36弘ケ谷橋
  5分      48分
                     53分   13分       1時間06分
                      
 
      登山道分岐              雑木の自然林を行く
 鳥居の名残の石柱(1本)を左へ登る
(犬舎手前の橋を渡り田んぼの中を行くと正面)
 
 
 尾根道より河内の弘ケ谷集落を望む   山頂の三等三角点を囲んで記念撮影
                              (山頂は狭く、展望は無い)
 
池山池入口より小島に浮かぶ        神社を守り続ける池の迂回路の古木
池山神社を望む 

 
丸太橋を渡り池山神社を祀る小島へ    橋を渡ると狛犬・両脇に支柱だけ残した
                   鳥居に迎えられ其の奥に石囲いの池山神社が有る
 
 
    三方石囲いの池山神社       池山手前の鞍部の分岐より河内弘ケ谷
(雨乞いの神社・海上安全の神様を祀る) へ下る  
                          橋の袂の上水道装置まで車が入る
                           この橋を渡り林道を左へ左へと登る 
                          距離は短いがきつい登りの連続
  
四十寺山
アプローチ
河内集落を過ぎて回送車と合流。室津川を下り稲石集落で、稲石橋を渡り約30M細い車道の避難所に駐車。左手に登る田んぼの中の道路が登山口。 道路脇に標識が無い。

登山コース
田んぼの中を進み、途中の脇道を無視して道なりに、又ヘヤ・ピンを進む。道路脇に "遍路道"の標識が下がっている。
 
尾根に出て暫く進むと果樹園手前に四十寺山登口の立て看板が有る。此れを左に下りこれより登山道になる。

登山道は余り展望は無いが、山頂手前の分岐で右に進む(左は藪になり登山困難で山頂を回遊出来ない)

山頂手前にベンチ等を設けた展望所があり、室戸漁港・太平洋又室戸岬方面が良く見える。
山頂の眺望はない。
  
今回のコース・タイム
  登山口12:30   〜  13:17山頂          47分

  山頂13:40    〜  14:12登山口駐車場         32分
 
 
稲石橋を過ぎ約30Mの左折の田んぼ 果樹園手前の四十寺山登山口の立て看板
道が登山口                      (左へ下る)
車道脇の避難所に駐車、標識は無い          
 
 
   登山道より四十寺山を望む            登山道を行く
 
 
山頂手前の展望所より室戸漁港・     山頂手前の四十寺山の木製の標識
太平洋を望む                     参道とお堂を望む
 
 
四十寺山の十一面観音・地蔵菩薩・薬師如来     山頂の室と権現の祠
    の三尊を祀るお堂
 
国道R−55 からのアプローチ
国道R−55 室戸大橋の手前を直進し、県道R−202にいる。室戸消防署前の小道を左折し室戸高校に沿うて走り、国道より約1.2K、河内方面に行く稲石橋の手前約30Mに右手に折り返すような農道が有る。ここが登山口で標識はない。
小さい道路左脇の避難所に駐車。

(御 礼)
「山登の部屋さんのH.P」を参考にさせて頂きました。有難う御座いました。
 
 
2月7日(水)石鎚連峰を見に三ケ森(1,377.6M)へ


石鎚山系展望所 三ヶ森(みつがもり)位置図 
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図250000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)



余り天気は良くありませんでしたが、気温が12〜15度と暖かく、のんびりと瓶ケ森から石墨山方面の展望を楽しんできました。
 
メンバー        老々々の3人組
 
アプローチ
志河川ダム工事の為新しい道路が、国道R−11湯谷口手前 左側の道路沿いの"ローソン"と喫茶店 "じゃがいもの家"の間に出来ている。(松山方面に走行中)
 
『楠窪入口』の標識がある。志河川沿いに走り、約4.2Kで楠窪林道分岐の標識がある。
右折して楠窪林道の約8.6K先の左に三ケ森の登山口の標識がある。
 
今回のコース・タイム
登山口09:30〜10:05作業小屋〜 10:14主尾根取付き〜10:52山頂
   35分        9分         38分   1時間22分

山頂11:45〜12:11主尾根取付き〜 12:16作業小屋〜12:40駐車場
  26分         5分      24分         55分
 
 
     三ケ森登山口            登山口より約10分大岩の脇を通過
 
 
      作業小屋                主尾根の急坂を登る
 
 
   尾根のシャクナゲの群生          手前のピークより山頂を望む
 
 
尾根道を行く最後の登り目指して!      三ケ森山頂の標識と三等三角点
 
 
  山頂より西方向の石墨山を望む          山頂より東方向の展望
 

             山頂より石鎚山連峰の眺望
 

2月11日(日)高知県の早明浦ダムの北側にあり、名も知られてなく、人の余り登らない
 大己屋山(オオ ゴ ヤ ヤマ)1,262.3M に行きました



大己屋(おおごや)山 位置図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図250000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)

 
メンバー  老々コンビ + しまなみフラワーズ 2名     計4名

H.16年3月とH.17年10月に大登岐山に登ったときに南正面に見えた大己屋山が気に成っていましたので、今回大己屋山と大登岐山を計画しましたが、昨夜の雨が南国でも高所では、積雪(2〜3cm)があり、又林道が落石と崩落により林道終点まで行けない。
其の上天気が悪く展望も望めないので、あきらめ大己屋山に登り撤退しました。
 

   平成17年10月12日 大登岐山山頂より撮影 今回右の尾根より登る
 
アプローチ
本山町吉野・冬の瀬・坂瀬線分岐より汗見川を遡って冬の瀬を過ぎ、
分岐より約10.4K。左折して桑ノ川橋を渡り林道桑ノ瀬線に入る。
橋より約8.5K 大登岐山登山口の標識があり
更に約3.1Kで大己屋山の東方向に張出した尾根の先端が広場になり、これより左に下るゲートの付いた作業道がある。
 
林道は右にカーブして続くが、落石と崩落により通行不能。 
この広場に駐車する。
 
登山コース
駐車場よりカヤや雑草が茂り、其の上落石・崩落した林道を終点の登山口まで下る。林道終点は広場に成っているが、広場の右奥の小道を谷へ下る。ここが登山口。

谷筋を約10分程登ると中央に尾根が張出し谷が二つに分かれる。右の谷の手前の、スズ竹の植林の中を右尾根に取付く約10分程で支尾根に出る。
 
支尾根よりスズ竹の茂る植林や雑木林の中を、尾根を外さないに、道なき道を主尾根目指す。
途中二個所道らしき所に出たが其のまま直進する。

支尾根に出てから約25分、最後に背丈に余るスズ竹を掻き分けかがら進むとスズ竹の主尾根に出た。 尾根道を透かせて左を見ると小さなピークが見えた。尾根の鞍部に出たらしい。
 
ピークを二つ越えて急坂を登ると三等三角点の有る山頂に着く。

山頂は風が強く、一面ガスに覆われ展望なし、ガスが少し薄れると白髪山のシルエツトがかすかに見える。  山頂で記念撮影をして早々に下山する。

先頭を行くはるちゃんは、背丈より高いスズ竹の薄化粧した雪に、頭や首筋等に雪の洗礼を受け、山頂ではズブヌレでした。

雪のため、登山道は消され、又体がズブヌレになりましたが、下山は足跡を辿りスムースに無事下山出来ました。 
 
天気の好い日に、大登岐山とセットで再挑戦したい。 

今回のコース・タイム
駐車場08:10〜08:23登山口(林道終点)〜08:45支尾根〜09:10主尾根〜09:30山頂
    13分          22分     25分    20分 1時間20分

山頂09:50〜 10:03主尾根分岐〜 10:30登山口〜 10:50駐車場
      13分       27分      20分         1時間00分
                               総時間  2時間40分

 
  林道終点広場の右奥より谷へ下る             谷筋を登る
 
 
   主尾根のスズ竹の登山道            主尾根道 山頂へと続く
 
 
    山頂手前の急坂を登る        大己屋山山頂の標識と三等三角点
                       ガスで展望なく記念撮影後早々に下山
          

2月16日 (金) 話題の又兵衛岳


又兵衛岳 コース図 (はるちゃん作成)
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)


登山コースは、色々有るが一番安全なコースと時期を選んで下津池吉居橋の手前より登りました。  
 
アプローチ
西条市から国道R−194寒風山線。下津池笹ケ峰登山口より左折、止呂橋を渡り約4.1K吉居橋の手前の広場に駐車。橋の手前右側の谷が登山口で保安林の標識がある。

今回のコース・タイム
吉居橋08:00〜08:51市と住友の境界の標識〜09:03作業小屋〜09:55主尾根
  51分             12分       52分     12分

〜10:07ピーク1224M 〜10:24大岩右へ迂回〜10:40山頂取付き〜 1:05山頂
          17分          16分        25分
計  3時間05分

山頂12:15〜12:48ピーク1224M〜12:58主尾根分岐〜 3:31作業小屋〜 
     33分          10分        33分        5分

13:36市と住友の境界の標識 〜 14:10駐車場
              34分                  計  1時間55分 
                                総時間  6時間10分

 
    吉居橋手前の登山口            大岩を廻り込み尾根に出る
 
西条市と住友の境界の標識     作業小屋手前より道なき道を主尾根へ直登

 
伐採された間伐材を乗越え主尾根へ直登 小屋より52分で主尾根の登山道に出る

 
ピーク1224Mより又兵衛岳を望むここより尾根を下る   尾根の境界の標識

 
    ここより山頂に取付く        山頂の天然の檜に山名板を取付ける

 
 山頂より瓶ケ森(右)西黒森(左)を望む      山頂より笹ケ峰を望む
     
            
               笹ケ峰方面から又兵衛岳を望む
            (写真はグラマーさんより借用しました) 

編集長より: はるちゃん・楠さん やっと念願の又兵衛岳制覇しましたね
これからも面白そうなマイナー山がありましたら皆さんにご紹介下さい



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