平成18年 1月

1月3日 石墨山   5名
1月8日 高縄山   5名
1月11日 箸蔵古道 
1月19日 笹ヶ峰
1月24日 寒風山
1月28日 つつじヶ森(高知県)
平成18年 初登り 石墨山

 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
 
今年も 初登りは、1月3日(火)石墨山(1,456M)に行きました。
メンバー   徳永・阿部・山内・白石・楠橋      5名

さすがに本年は雪が多く、肩 手前附近までは踏み跡があり、随分 助かりました。

 
唐岬ノ滝入口横の登山口          肩への急斜面を登る
 
尾根道は、積雪と風で雪が飛ばされ踏み跡が消えて有りませんでした。気温は0℃と比較的暖かかったが、稜線は風が強く体感気温−3〜4℃ と厳しく、コースを外すと太ももまで入ります。

 
肩の標識と法師権現山(右)を望む    登山道のブナに付きはじめた霧氷

でも強い風のお陰で霧氷が出来楽しましてくれました。


      振り返り登山道の霧氷を見る
 
段々と天気も好くなり、山頂は南向きで風が当たらず暖かく昼食を 取りながら石鎚連山の展望を心行くまで楽しむ(65分休憩)

 
登山道大岩付近より山頂方面を望む   山頂より久万高原町石墨神社からの
                          登山尾根を望む
 
今回のコースタイム
登山口08:40 〜 09:10割石峠09:15 〜 10:25肩10:30 〜 11:15山頂
  30分   5分) 1時間00分 (5分)    45分    計 2時間35分
 
山頂12:20 〜 13:00肩 〜 13:38割石峠13:45 〜 14:06駐車場
     40分    38分  (7分)    21分         計 1時間46分
 
帰りに川内町の"さくらの湯"で疲れ?を癒す。

1月8日(日)高縄山(986M)院内コース


しまなみ隊 高縄山 ルート図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである (承認番号 平15総使、第634号
 
前夜からの雪も止みすがすがしい新雪を踏みしめながら何とかアイゼン無しで登楽でした。
メンバーは、男性 2人、女性 3人 計5名
 
朝は比較的天気も好く瀬戸内の景色を堪能しましたが、昼前より雲が多くなり山頂での展望は、いまいちでした。

 
「東頭(とうとう)神社」の登山口        池の脇を登り尾根に出ると
参拝し登山の安全を祈願する         「馬頭観世音」がある


  登山道より北条地区・腰折山・恵良山方面」を望む

 
急坂を登る          登山道より見える山頂のアンテナを目指して頑張る


  山頂下のブナ林の横駈け道を行く

 
山頂の高縄大権現の社          高縄大権現 社裏にある一等三角点


      山頂の展望タワーよりの展望

     
             千手杉
胸高周 800cm   高さ 約30m  樹齢 約500年

 
 高縄寺の本堂               猿川登山口の三島神社

   ブナ・ミズナラの原生林を下る

帰りは 予定を変更して、はるちゃんに配車係りをお願いして4名が猿川コースを下山する。
 
今回のコースタイム
院内コース(登り)
東頭神社08:25〜09:12大本分岐〜09:17林道に合流〜11:20猿川コース合流
        47分         5分      2時間03分
    〜11:35山頂
  15分                         計 3時間10分
 山頂11:50  〜  12:10高縄寺
        20分             
 
院内コース(下り)
高縄寺12:45〜14:15東頭神社登山口〜14:42車を回送し猿川コースと合流
      1時間30分                         
猿川コース(下り) ↓
高縄寺12:45〜14:20三島神社登山口〜14:42県道17 北条−玉川線
      1時間35分         22分


1月11日 箸蔵古道


しまなみ隊 箸蔵古道ルート図

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
 
今回の箸蔵古道歩きは1月12日 徳永誕生日登山と予定していましたが相棒の都合もあり1日繰り上げて1月11日に歩いてきました。
 
まずJR讃岐財田駅に駐車 登山仕度をして琴平側の踏み切りを渡り四国の道の案内標識に従い野郎3人で歩く


   財田(さいた)駅のタブの大木

14分で箸蔵寺へ百丁の立て石に出会いここから本格の山道に入る (此処で道が分かれているが左は古い道で歩けず右を選択) 

 
駅から14分歩く 右の道を選択して        箸蔵街道展望休憩所
此処から山道になる 箸蔵寺へ百丁の立石

丁度1時間で旧道に出会い→10分で箸蔵街道展望休憩所→35分で徳島県境の地蔵峠(標高750m)のお薬師さんや石仏に出会う 

 
地蔵峠手前にあるお薬師さん       標高750m県境の地蔵峠 箸蔵寺へ
                         65丁の石柱(左30mに石仏もある)
                         ここまで2時間

此処から県境を辿り→35分で二軒茶屋→5分も歩くと県境の四国の道とお別れする (ここまでの道が良く整備された歩きやすい見事な道でした)


 古い名残を残す二軒茶屋
 
分岐して→32分で馬除の古い家屋の前を通過 一路雪の残った林道を1時間で箸蔵寺に降り立ち参拝後、大門からロープウエーの下をいのししの如く急坂を駆け下り----国道32号線を経由して10分で箸蔵駅に到着


    途中にある馬除の民家


      雪の箸蔵寺
 
地図上の距離で約14キロメートル 所要時間5時間42分(昼食で20分休憩)
帰りはJRで初めての猪ノ鼻トンネルを通り260円を支払って讃岐財田に下りた



1月19日 笹ヶ峰  

メンバー                 徳永・楠橋     2名

久しぶりに一般登山口より登る。やはり沓掛林道よりきついし時間が掛かる。丸山荘までは、穴ぽこの連続で歩きにくかったが、お陰で雪が凍結していたのでアイゼンを軋ませ登る。 登りにつれガスの動きが激しくなり、展望が無くなる。

 
笹ヶ峰 登山口                  宿(しゅく)

 
丸山荘を望む                 丸山荘前のベンチ

丸山荘から樹林帯を抜け笹原に出ると踏み跡は無くなり 笹原の切れ目や僅かに残って居る。 踏み跡を頼りにルートを探りながら登る。


   樹林帯の霧氷


    笹原に咲く霧氷

 
寒風山登山道合流点の標識         凍てつく山頂の祠


笹ヶ峰山頂の標識と一等三角点

山頂附近の気温は−6℃其の上瀬戸内からの風が強く顔や指先が痛いので早々に下山する。
下山中に一瞬のガスの切れ間より、石鎚山・瓶ケ森や沓掛山の山頂を望むことが出来大満足で帰ってきました。 


山頂付近のコメツツジの霧氷


下山時ガスの晴れ間より樹林帯の霧氷を望む


下山時ガスの晴れ間に瓶ヶ森(左) 石鎚山(中)石鎚山三角点(右)を望む

下山後車で遅い昼食を取る。二人だけの借切り登山でした。

今回のコース・タイム
 登山口08:00 〜09:02宿09:05〜09:50丸山荘09:55〜11:00新道分岐
     1時間02分 (3分)  45分   (5分)  1時間05分
〜 11:25寒風山道に合流 〜 11:30山頂
25分           5分                   3時間30分

山頂11:55〜12:15新道分岐〜13:00丸山荘13:15〜 3:45宿〜14:30登山口
    20分       45分   (15分)  30分   45分  2時間35分
                                 総時間  6時間30分 

1月24日(火)寒風山

 メンバー                 徳永・楠橋     2名
  
今回のコース・タイム
登山口08:12 〜 09:14桑瀬峠09:17 〜 11:15山頂 
  1時間02分 (3分) 1時間58分 3時間03分
 
山頂12:05 〜 13:05桑瀬峠13:35 〜 14:15登山口
  1時間00分 (昼食30分) 40分 昼食含む 2時間10分
                           総時間   6時間03分

箇条書きレポート
 
1) 駐車場はやや風が有る物の気温0℃で曇空
2) 凍った雪道も最上段の堰堤を望む附近まで登ると柔らかい雪が段々多くなる
3) 桑瀬峠を過ぎると踏み固めたガリガリの凍った登山道に柔らかい雪が乗り急坂では滑り歩ききくい
4) 尾根筋は瀬戸内からの風が吹き見る間にブナの原生林に霧氷が付き美しい。
5) 山頂に近づくにつれ天気が回復し青空が見えるようになり気分が高揚して来る。
山頂気温−3℃ 風やや強く吹いているが陰に居ると余り感じない。暫くすると香川県の2人組みが登頂してくる

ガスが晴れ瓶ケ森〜伊予富士の山並 高知の太平洋の輝き 平家平・冠岳 西条方面等素晴らしい眺望に感激 時の立つのも忘れ、山座同定・山談義に花を咲かす。
最後まで笹ケ峰を望むことが出来なかった。
6) 天気が好くなると共に気温が上がり下山時には、朝の霧氷の大部分が無くなっていた。

 
登山口 雪は固い              桑瀬峠 ガスで寒風山は望めず

 
霧氷の中を歩く                踏み固めてガリガリの雪の上に乗った
                          柔らかい雪は良く滑る

 
最大の難所のトラバース 8〜10段の         尾根の霧氷
梯子が上2段まで雪に埋もれ蒼氷の上の
雪に注意しながらロープに助けられ渡る

 
 尾根の霧氷                 寒風山山頂の標識と霧氷


寒風山山頂より瓶ヶ森方面を望む


山頂より伊予富士(右)を望む


山頂より沓掛山(左) 笹ヶ峰(右)への尾根を望む


下山時 伊予富士(右)とその登山尾根道を望む


下山時 瓶ヶ森と霧氷を望む


下山時 寒風山手前のピークと霧氷を望む


北斜面の青空に映える霧氷

 
1月28日(土)高知県 鏡村の "樽の滝" と "つつじケ森"
 
伊野の枝川より高知バイパスに入り高知-三島線県道6号へ、鏡村の川口橋を渡り右折し県道33号伊野−南国線に乗り鏡ダムを過ぎ今井集落より穴川川に沿って樽の滝の標識に従い走る。 レストラン樽の滝荘が登山口。


つつじヶ森 位置図 
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000」(地図画像)を
使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
 
メンバー  男性 2人  女性  2人     計 4名
 
今回のコースタイム
 樽の滝見学
  樽の滝荘09:22 〜 09:32滝      10分     
   滝09:37    〜 09:47樽の滝荘   10分 
 
  つつじケ森   
登山口09:52〜10:02林道に合流〜10:15尾根(看板あり)10:20〜10:50沢徒
       10分     13分    (5分)      30分   
   
渉(作業小屋あり)10:55 〜 11:15尾根分岐 〜 1142山頂 
(5分)       20分       27分               1時間50分
 

山頂12:47〜13:06尾根分岐〜13:20沢徒渉〜13:45尾根(看板あり)〜 
     19分        14分      25分           9分

13:54林道分岐 〜 14:00登山口
       6分                            1時間13分
                             総時間    4時間08分



龍神社に参拝し、登山の安全祈願し、樽の滝を見学後つつじケ森へ登る。


レストラン樽の滝荘より樽の滝を望む (2段滝で高さ65m)

登山口より林道(辻越えの道)に合流する急坂が少しきついが、登山道は歩き易かった。

 
登山口 レストラン樽の滝荘前の     広い登山道 ツバキ等広葉林を歩く
樽の滝標識と電柱の裏側を入っていく

 
尾根にある看板            岩の展望  林道(辻越え道)より右折分岐し
                       沢を渡る 、作業小屋が見える
 
植林帯が多く、道中の展望は無いが、山頂手前と山頂より少し下った所の大岩から高知市・伊野市・雪光山・鷹羽ゲ森方面また手箱山〜石鎚山〜伊予富士方面を眺望出来た。

 
植林の急坂を登ると尾根に出る       鏡村の植林と土佐山村の雑木林
                          この境界尾根の急坂を登っていく


尾根道を左に迂回してすぐ左手に大岩の展望所がある
太平洋、高知方面 雪光山・鷹羽ヶ森等が展望出来る

植林の登山道に杉の間伐の大枝は少なく小枝と葉っぱで歩き易く、天気も良く適当に間伐された植林の木漏れ日の中、一陣の風が流れる汗に心地よかった。

林道(辻越え)分岐し沢の渡渉附近より日陰に残雪を見るようになる。
山頂に展望無く又狭く雪があったので、山頂手前の四国電力反射板撤去跡に引返し陽だまりで昼食を取る。

 
山頂手前のススキ原(四国電力の反射板   狭い雑木林の中にあるつつじヶ森
撤去跡) ここを右に回りこむと山頂      山頂標識と三等三角点

帰りは同じ道を引き返すことにする。 私たち四人の貸切登山でした。


山頂手前より左(北北西)に少し下った所にある大岩に登ると
筒上山・石鎚山から瓶ヶ森方面が良く見える

レストラン樽の滝荘で、名物のカニ素麺を戴く。
大変美味でユズとミヨウガの香りが良かった。満腹した所で、地元の鏡温泉で疲れを癒す。
脱衣場等少し狭いが、シャンプー付きで、300円とは、安い。大満足で帰路に付く。 

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