徳永・楠橋 しまなみ隊登山記 平成18年11月

11月3日 千本山山(高知県)
11月8日 新城山・尾の峰 (愛媛県)

11月12日 三方山 (徳島県)
11月21日 鞍瀬渓谷 (愛媛県)

    
11月3日(金)高知県の千本山に登り、四国百名山を完了致しました
 
  メンバー   徳永・楠橋・友人2名        計 男性 4名


千本山 位置図

 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)

良きパートナーに恵まれ、元気!元気で登れたことは、皆様の御蔭と感謝いたします。 本当に有難う御座いました。
 

             千本山 鉢巻落とし
鉢巻をした人がここで杉の先端を見上げたら鉢巻が落ちるほど上を向かないと先が見えなかったところから名付けられたという
  
千本山の魚梁瀬杉は、秋田杉・吉野杉と並んで日本三大杉美林といわれていますが、噂に違わず凄い杉の自然の美しさが残っていました。
 
杉ばかりでなく、山頂附近の尾根には、自然木の檜の大木が沢山ありました。

展望は有りませんでしたが、杉と檜の素晴らしい自然林の美しさに酔い痴れて帰ってきました。

登山道には、一部木道が敷かれ、案内板・樹名板が整備され、所々ベンチを設け休憩所も作られいいた。
 
 
   
アプローチ
遠かった馬路村
国道 R−55 安田川によって馬路村魚梁瀬 丸山台地へ
道標が沢山有り迷うことは無い。約33K 1時間余で、丸山台地に着く
(県道R−12より県道R−370 ダムの魚梁瀬大橋を渡る)

丸山台地を通りぬけ約4.5Kで中川林道分岐更に石仙橋を渡り約7.6K
県道R−370の終点が千本山登山口(ここから先が西川林道) 
登山口には、駐車場・トイレもあり、案内板等が設置されている。  
 
 
注意:魚梁瀬より  甚吉森      中川林道
            西又山・宝蔵山  西川林道  
            稗己屋山     和田林道 
            天狗森      北平林道 を利用してに登る場合には各林道入口にゲートが有り施錠しています。
森林管理署の許可が必要です。ゲートの鍵の番号を問い合わせましょう


今回のコースタイム
登山口07:50 〜 08:26親子杉08:30 〜 08:50鉢巻おとし08:55 〜 09:03傘杉堂
       36分  (4分)   20分  (5分)     8分

(展望所有り)09:15 〜 09:35アメダス設置 〜 10:14山頂
 (12分)     20分         39分      計  2時間24分

山頂11:00〜11:42傘杉堂11:50〜11:58鉢巻おとし〜12:15親子杉〜
     42分   (8分)   8分         17分      25分

12:40登山口
                              計  1時間40分
                           総時間  4時間10分
 

         魚梁瀬ダム湖と丸山台地・千本山を望む
       (ロックフィル式ダムで稲村ダムと同じ作り方)
 
 
      千本山登山口           駐車場より階段を下り渓谷に架かる
  駐車場・トイレ・案内板等設置       吊橋 "千年橋"を渡る
 
      
    橋を渡り千本山登山口の門番    登山口より一部木道が敷かれている
       "橋の大杉"
   森の巨人100選 胸高212cm樹高54.2m
 
 
  
     木道の階段を登る          杉の根を踏まないように
                          躓かないように登る
 
    
      親子杉            大人が屈んで通れる(四つ穴)大杉
 
 
             魚梁瀬杉の林立
 
  
鉢巻落とし付近の魚梁瀬杉の美林  中野良子さんが命名した"真優美杉"
                       (まゆみすぎ)樹皮の見事な自然の
                        幾何学的模様
   
          
           傘杉堂の東屋の休憩所(標高900M)
 

         傘杉堂付近の展望所より魚梁瀬ダムを望む
         (魚梁瀬大橋・野根山のアンテナが見える)
 
 
1,035Mピークの手前尾根より右にトラバース 千本山山頂の標識と三等三角点
してザレ場の左上のアメダスを見ながら行く     を望む
 
          
         山頂の索道ワイヤ掛け用切り株の展望台より
          県境の稜線を望む(左 西又山右高ノ河山)
 
          
        山頂より少し下がった所より県境の稜線を望む
               (右端のピークが甚吉森)



11月8日(水) サスカッチさんからの情報に誘われ北条の里山 新城山・尾の峰に行って来ました。


新城山 尾の峰   位置図

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)



       新城山山頂附近より北条の鹿島を望む(はるちゃん撮影)
 
アプローチ
国道R196又同バイパスより北条 育成園(鎌大師参道)方面に進み、北条 育成園の手前の三叉路を左に曲がる。すぐの右側の草むらの中に T/6の標識があり、道路の右側にコンクリートの林道がある。
ここが尾の峰(二等三角点 193.2M)の登山口。

さらに進むと竹林の手前の山を崩した広場場有り、広場の右が牛糞など肥料置場、左に土建屋さんの資材・廃材置場がある。ここに入る林道があり、林道の左にユンボが放置されいいる。 ユンボの手前を左に竹林に下る道が、新城山登山口。

新城山(161M)
登山口を下り竹林をすぐ右の小さい沢に沿って約10mほど登るとトラロープが登山道に沿って張って有り山頂まで案内してくれる。

急坂をロープに掴まりながら約7分で尾根へ、なだらかな尾根を進み山頂手前の急坂には、又トラロープを張っている。  登山口より山頂まで 約18分
  
登山道周辺の木の枝を切り、急坂には階段を設け、またトラロープを増設するなど
整備されていた。

山頂に展望はなく北条市三角点が有り付近には巨石群遺跡がある。
少し南に下ると展望が開け。北条の町並み・鹿島、高縄山系、腰折山・恵良山・尾の峰、しまなみの橋もみえる。
    
尾の峰(193.2M 二等三角点) 
新城山下山後先のT/6 の標識のある、尾の峰登山口まで引返す。
コンクリートの林道を登るとミカン畑に出る。ミカン小屋を過ぎコンクリート道は左に曲っているが、そのまま直進して尾根に出て横掛けの林道を行く。

しばらく進むと右側の沢筋にT/5の標識があるこれを曲ってた所の尾根が、尾の峰の山頂への取付き点(登山口より約20分)

尾根道の雑木の枝を左右に振り払いながら約5分で山頂。 登山口より約25分

山頂は松林の中に有り標識なく、三角点の周辺を草刈せ清掃する。山頂の展望なし。

山頂の尾根を北側に下るとすぐミカン畑でここより菊間や広島方面を望むことが出来る。さらに下ると電波塔を通り林道に出る。
帰りは同じ林道を引返し途中で北条育成園の北側を廻り県道に出て駐車場へ(約28分)

なほ帰りに青少年スポーツセンターの上にある標高57mの三角点を探しに行きましたが大籔と松の倒木で残念ながら見つける事は出来ませんでした。
 

1)新城山

 
     ユンボの手前を竹林に下る      小さな沢に沿ってトラロープがある
 
 
 急坂にはトラロープと階段が掘られている       山頂の北条三角点

 
山頂付近の巨石群遺跡の一部(はるちゃん撮影)   山頂附近より北条スポーツセンターを望む
旧石器時代〜縄文時代の巨石群の遺跡があり    この付近の山頂に三角点(57M)がある
男神岩・女神岩・鏡岩などの名前が付いてそうです。

 

            山頂附近より高縄山系を望む
  

               山頂附近よりの眺望
 

                山頂附近よりの眺望
 

         山頂附近より北条の町並みと鹿島方面を望む
 
2)尾の峰

 
道路脇の標識 コンクリート道が尾の峰登山口    山頂手前より高縄山を望む
 
 
  山頂手前より恵良山を望む          尾の峰山頂の二等三角点
                        周辺の草刈り清掃する
 
           
          山頂を下りミカン畑より菊間方面を望む

付録:−
はるちゃん・楠さんを誘ったサスカッチさんの11月5日エントツ山掲示板への掲示板書き込み

松山市(旧北条市)下難波の新城山(161m)に行ってきました。

登山口は、国道196号北条バイパスが旧国道と交わる手前の、ファミリーマートやうどん「根っこ」のある交差点を北(鎌大師方面)に折れます。
道なりに進み、北条育成園の三叉路を左(下難波、石風呂方面)に折れる。
やや進むと、写真3の土建屋の資材・廃材置場が右手に見えますので、写真のユンボの廃車体手前から左に入ります。
竹林の中を少し行くと、トラロープが見え始め、山頂までロープが導いてくれます。

トラロープにつかまりながら、十分ほどで尾根。
松林の尾根を数分で、北条市三角点の標柱。
やや進むと展望が開けます。

そこには、旧石器時代〜縄文時代の巨石群の遺跡があり,「男神岩」、「女神岩」、「鏡岩」などの名前が付いているそうです。
また、中腹には古墳が多数存在するようで(下記URL参照)、古代歴史ロマンに彩られた山といえそうです。

東隣の腰折山・恵良山や、日ハムの新庄に比べて、知名度が低いような気がしますので、お手軽低山ですがご紹介させて頂きました。

 
登山口の資材置場(ユンボの手前を左に    山頂の巨石遺跡の一部


      山頂から風早平野と鹿島 (サスカッチさん撮影)

さらにカッタクリさんも登場〜


     山頂の巨石遺跡にカッタクリの花


腰折山(手前)とその向こうが新城山 (カッタクリさん撮影)

みなさん ありがとうございました (エントツ山編集長)


11月12日(日)春に続いて三方山(高知県大豊町・徳島県東祖谷村
西祖谷村の三町村にまたがる高知県と徳島県の県境の山で、二等三角点がある)に行って来ました。


 三方山 位置図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)


メンバー     老々コンビ + しまなみフラワーズ 2   計 4名

コースは前回と同じで今久保登山口より登り中尾登山口に下山、林道を下り今久保登山口の周回ルートを取る。

今回は天気に恵まれ登山道の落葉を踏みしめながら、晩秋の佇まいを楽しんで来ました。

今回のコースタイム
今久保登山口08:25〜08:42沢〜08:57熊谷峠〜09:28第2ピーク(シャクナゲ
         17分    15分       31分
尾根) 〜 09:41第3ピーク(山頂手前)09:51 〜 10:05山頂
    13分     (10分)       14分          1時間40分

山頂11:17〜11:38第2ピーク(シャクナゲ尾根)〜12:00熊谷峠〜 12:20釣井
  21分                  22分      20分
の別れ〜12:25境界の鞍部〜12:38中尾登山口12:40〜12:50今久保登山口
    5分         13分   (2分)    10分     1時間33分
                             総時間   4時間25分
 

 国道R32より県道R15(西祖谷山城線)を走り、祖谷かづら橋の手前の
 秘境祖谷橋を渡りくねくねした道を上がり今久保(右)中尾(正面)
 集落を抜けて更に進む
 
  
 今久保集落を抜け中尾集落への分岐  中尾集落付近より国見山・秘境祖谷橋
の標識 (秘境祖谷橋より約3Km)      を望む
 
  
中尾集落を過ぎ中尾・釣井林道を進み 登山口より右の栗林との境に沿って登る
有り左手に四角コンクリート製のタンク   尾根を越えて約20分で沢を渡る
が有り少し行くと左にバスの廃車・右に
自家用車の廃車が有、更に20〜30M
行くと右手の杉の植林に今久保登山口の
小さい標識がある (中尾分岐より約5.4Km)
 
  
     熊谷峠 標識も無い             峠付近の地蔵尊
      直進して三方山へ      熊谷峠を右 有瀬方面へ数歩下ると地蔵尊
左方向 釣井・中尾登山口       安政二卯年 兵衛門 滝大大八 の刻印有り
右方向 有瀬方面 
  
     落葉の急坂を進む        山頂手前のピークより高知方面の山並と
尾根より右手に野鹿池山・鶏足山         紅葉を望む
方面を望むことが出来る
 
 
              山頂手前の第3ピークよりの展望
 

     頂手前の第3ピークより三方山山頂と西斜面の紅葉を望む
 
  
   山頂の標識と二等三角点          山頂附近の遅咲きのリンドウ
 
 
               山頂附近より三嶺方面を望む
 
  
熊谷峠を下り小さな沢を二つ渡り約20分   中尾登山口付近より中津山を望む
左の尾根の鞍部(空が見える)付近の沢
に沿って左上の尾根に登る(釣井の別れ)
約5分で尾根に出る。尾根を越え少し
下ると果樹園?跡の広い道に出る
下ると中尾登山口



11月21日(火)老々コンビで鞍瀬渓谷の夫婦滝(めおと たき)へ


鞍瀬渓谷
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)

 
鞍瀬渓谷には、まだ紅葉が残っており、2日前に降った雨のお蔭で滝の水量が多く楽しませてくれたが、沢渡りが多く、渡渉のルート設定又河原の石が濡れていて歩きにくく時間がかかりました。


今回のコースタイム
保井野バス停付近に駐車
登山口07:27〜 07:40沢の河原 〜  08:40支沢手前の尾根道取付き
        13分       60分(この間右岸→左岸→右岸と5回渡渉)

〜09:50支流の沢 〜 10:10鳥越え(峠) 〜 10:30夫婦滝
1時間10分    20分          20分          3時間03分

夫婦滝11:15〜11:40鳥越え(峠)〜 2:57支流手前の尾根取付き13:02 
       25分         1時間17分    (5分〕      46分

   〜        13:48沢の河原分岐 〜 14:10登山口
(この間右岸→左岸→右岸と5回渡渉)    22分        2時間55分
 
 
 夫婦滝貝の口滝登山口の標識       沢に出るとすぐ対岸(右岸)に渡渉し
 バス停より2分ここより沢に下る       登山道を行く
 
 
登山道が崩落した所は河原を進む  崩落した個所にはアルミハシゴを架けていた
   赤いペイントマークがある        ハシゴを目指し渡渉する
 
 
 沢に沿って登山道を行く        支沢の合流点手前で5回目最後の渡渉
                     (左岸→右岸)左の大岩を巻くようにして登る
 
  
      渓谷の落葉         崩落した登山道に架けられたアルミハシゴ
                     登山道に8箇所あるが傷みが激しいのがある
 
            登山道から堂ケ森の反射板望む          紅葉の向こうに大岩壁を望む
                          支流の沢に出るのが近い
 

                  支流の沢の紅葉
            沢を少し下り対岸のアルミハシゴを登る

  
    支流の沢より約20分鳥越え(峠)       夫婦滝手前の滝を望む
   振返りそそり立つお大岩壁を望む
 
  
夫婦滝の雄滝を望む(雌滝は左に隠れている)     夫婦滝の雌滝を望む
 
           
       雄滝を望む           雌滝を望む(雌滝には滝壺が無い)
 
 
        雌滝(左)雄滝(右)と雄滝の滝壷(中央)を望む




  目次に戻る          トップページに戻る