徳永・楠橋 しまなみ隊登山記 平成18年10月

10月3日 三ッ足山(愛媛県・東予)

10月27日 丸石山(大野ヶ原のブナ原生林)
10月29日 石鎚山 ご来光の滝


10月3日(火)四国中央市(旧伊予三島市と新宮村の境界)の三ッ足山(1,105M)
(三角点 1,099.1M)


三ッ足山 位置図  (青線がしまなみ隊が歩いたルート)
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を使用したものである 
(承認番号 平15総使、第634号)

メンバー   老々コンビ
  
天気予報に反して曇空の上、ガスが発生し三傍示山→笹ヶ峰→栃尾山→カガマシ山の展望は今一で残念でした。

アプローチ
旧新宮村の県道5号線を南下し、高知自動車道 新宮IC口より約2.7K高知自動車道の高架橋の下を潜り、馬立PAの手前の谷を和田小屋川に沿って林道に入る。
(分岐口に"ブナの活き水1Km"の標識が立つている)
 
分岐より約2.2K旧新宮村の配水タンク(舗装)さらに約2.6Kで和田小屋橋に着く。
ここまでは比較的良い道。(4.8Km)
これより約1Kで林道終点、広場に駐車(分岐より5.8Km)(廃車が1台ある)
(橋より約400M付近で林道が崩落しているが車は通れる)

登山道
登山口付近に標識もそれらしきテープもない。
登山準備をして登山口を探る。駐車場より約10M先は、土砂崩れで通行困難で引返す。広場の廃車の近くより尾根の杉林に取付くと直ぐ、雑草とカヤの林道に出る。

先の土砂崩れの林道が続いていた。この林道を左に尾根を回りこむように進む。しばらく登り植林の手前で引返すように、尾根に登る登山道を見つけ尾根に取付く。尾根に出るとすぐ道はなくなり、広い尾根と途中けもの道らしきものが見え隠れする。

広い杉林の中を、尾根を外さないように上を目指しただ登るのみ。標高960〜70M付近より右手に主尾根が見えてきたので方向転換して主尾根に登る。
 
主尾根の分岐点を間違うと駐車場に下山出来なくなるので、充分確認する。
主尾根から山頂までは境界杭があり、境界線を登る

山頂(1,105M)には境第八の境界杭があり、少し下に図根の石柱が立つている。

三角点(四等 1,099.1M)は山頂より東へ約10分尾根を外さないようにカヤの中を進むと有る。
  
三傍示山→笹ヶ峰→栃尾山→カガマシ山を展望できるがガスが掛かり今一で残念。
昼食を取ながら山頂附近で2時間20分粘ったが、根負けして下山。

主尾根分岐を下り、広い緩やかな杉林に入ると小さな尾根や谷筋が沢山あり、登った道を探すのに苦労しながら、無事下山しホットする。

今回のコースタイム
登山口08:42 → 1時間37分 → 10:19山頂

山頂10:24 →10分→10;34三角点 三角点10:50→10分→1:00山頂

山頂12:40→ 1時間08分→13:48登山口  総時間   5時間06分
 

  
  新宮ICより約2.7K左は馬立PA      林道終点の広場に出船で駐車
   和田小屋川に沿って進む            左尾根の杉林より登る
分岐に"ブナの活の水1Km"の標識が立つ
 
   
広い緩斜面に道は無い(標高900M付近) 三ッ足山山頂に立つ境第八の境界杭
    尾根を外れないように上に登る
    
  
 山頂近くに立つ 図根 の石柱       山頂よりカヤの中約10分 三角点へ
 
             三ッ足山の四等三角点で記念撮影     三角点付近のシヤクナゲの実
(露除けナイロン風呂敷の前掛け(日本製)
 をしています)


  ガスの中 三傍示山〜橡尾山方面を望む(カガマシ山山頂は見え無かった)


10月27日(金)大野ケ原のブナの原生林の紅葉を見に行って来ました
 
メンバー    徳永・楠橋・友人の老々コンビ           3名

丸石山(大野ヶ原) 位置図

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)

   
大野ケ原のブナの原生林の紅葉がすばらしたった。
 
四国の道 ブナ保護林入口より終点の掘割までは横掛けの平坦な道でブナ・カエデ・モミジ等の紅葉を楽しむ。

四国の道終点の掘割り手前の右側に"丸石山入口"の小さな木札が小枝に掛かっている。又赤い布テープがある。 これが丸石山の登山口。

登山道は一部熊笹に覆われいいるが、平家峰(1,373.5Mのピークで地図に山名の記入ない四等三角点)迄は道は踏み固められテープもあり、多数の人が歩いていた。
(ピーク1,383M 山頂手前のコル分岐より左の尾根を下る)
 
尾根よりの展望は無いが、ブナの大木が多数ありモミジ・カエデ・クロモジ等との 紅葉が良い。

平家峰〜丸石山
人が余り登っていないのかテープも皆無で深い熊笹に覆われ道なき道の連続で途中小さなピークが5〜6ケ所有る。
 
尾根道からは右に大野ケ原の源氏ガ駄馬左に大川嶺を望みまた紅葉の素晴らしかった。
 
丸石山山頂は深い熊笹に覆われ、付近を捜すこと10分、三等三角点をやっと見つけ周囲の笹を刈取る。

今回のコースタイム
駐車場09:00〜09:08四国の道ブナ林入口〜09:26四国の道終点(丸石山登山口
  8分             18分

〜09:57ピーク1383手前分岐 〜10:40平家峰10:48 〜 12:08丸石山 
31分             43分  (8分)  1時間20分   計3時間08分

丸石山12:40〜13:43平家峰〜 14:17ピーク1383手前分岐〜14:41四国の道
      1時間00分     34分             24分

終点 〜 15:00ブナ林入口 〜 15:10駐車場
  19分         10分                   計2時間30分
                             総時間   6時間10分 
 
  
四国の道ブナ保護林の紅葉        四国の道終点掘割手前が丸石山登り口
                         小さな木札と赤い布テープ有り
 
      ブナの紅葉               ブナの原生林の紅葉
 
 
      笹原を行く              振返りピーク1,383Mを望む
 
                   
           平家峰山頂の四等三角点(付近の笹を刈る)
 

             尾根道より大川嶺方面を望む
 
      
       尾根道より大野ケ原の集落・源氏ガ駄馬方面を望む
 
      
                  ブナの原生林
 
        
              丸石山山頂の三等三角点
 
 
           
 
10月29日(日)石鎚御来光の滝の行って来ました
 
メンバー  徳永・楠橋・しまなみフラワーズ3名        計 5名

カシミール3Dソフトを使った長尾展望台から御来光の滝ルート図(エントツ山)

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を
使用したものである  (承認番号 平15総使、第634号)


紅葉のタイミングは、中々難しいですね。今年は来るのが少し遅れたかな?それでも素晴らしい紅葉を楽しんで来ました。
 
登山口 石鎚スカイラインの展望駐車場に駐車。駐車場よりスカイラインの登り約3分。最初のカーブミラーの所のガードレールを乗越えて急坂を河原へ下る。

登りは面河川の河原の大岩・小岩を乗越えながら両岸の紅葉を楽しみ、帰りは滝より南沢合流付近まで右岸の自然林の紅葉を愛でながら下る。

南沢合流点付近の関門の手前で左の山に取付けば、横掛け道で御来光の滝へ自然林の中を行く。注意して見ればテープあり(滑ると川の水溜りに落ちる危険性を回避できる)

一方そのまま関門を通り河原を進めば、御来光の滝を正面に眺めながら登る事が出来る。

それにしても、帰りの堰堤からスカイラインへの登り帰しの45分は、厳しいですね。

今回のコースタイム
 駐車所07:21 〜 07:50堰堤07:57 〜 0925南沢合流点 〜 10:16御来光の滝
  29分  (7分)  1時間28分     51分     2時間55分
                                   
御来光の滝11:25 〜 12:05南沢合流点 〜 13:22堰堤13:30 〜 14:15駐車場
    40分       1時間17分 (8分)  45分  2時間50分
                                  総時間  6時間54分  
 
 
     面河川堰堤の紅葉              七釜付近の紅葉
 
 
     七釜付近の紅葉               河原より望む紅葉
  
                            
                南沢合流点の紅葉
 

             正面に御来光の滝を望む
 
 
                  御来光の滝
 

               御来光の滝上部
 
       
                 滝の紅葉
 
    
       滝の紅葉                滝付近の紅葉
 
     
         右岸の横掛け登山道より御来光の滝を望む


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