平成17年8月 徳永・楠橋「しまなみ隊」登山記

8月3日 御来光の滝
8月7日  キレンゲショウマを見に手箱山へ名野川超えコース
8月26日 oniさんに続け 吉野川源流へ真っ逆さま
8月28日 野根山登山と歴史街道を訪ねて


8月3日 御来光の滝   徳永・楠橋


御来光の滝 位置図 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の
               数値地図50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)

念願であった御来光の滝へ8月3日150歳コンビで行って来ました。数年前からスカイラインの降り口は確かめてはいたものの実行出来ずようやく実現\(^o^)/

石鎚スカイライン展望所の駐車場を過ぎ最初のカーブミラーのガードレールを乗り越え急坂を28分で川原に下り立ち、小休止をしたかったが何百匹ものアブの大群に襲われてホウホウのていで山に逃げ込む。

 
アブに悩まされた最初の川原    右岸のこのビニールシートが登山道への目印

川原を上流へ約10分 右岸のブルーシートの束ね巻きが登山口の目印。これより登山道に入る。
 
川原に出てこれより右岸→左岸 左岸→右岸 と渡渉5回、登山道より又川原に出て川原を登りまた登山道に入ること3回等目まぐるしい変化に、ルートを外さないように、テープとケルンに神経を使う。 (編集長=読んでる方も目まぐるしい)
やっと南沢合流点にたどり着き初めて休憩を取る。

 
   七釜の清流                南沢合流点付近
 
南沢合流点より川原を約15分 白い滑らかな岩場をロープを使い通過。これより川原を約30分滝を目指して登る。
最後に右岸の登山道に回りこみ登り切ると御来光の滝に出る。

 
 ザイルのお世話になった難所(右岸)  はるちゃん80歳の綱渡り

     
           御来光の滝が前面に出現
 
若い人たちのスピードとスタミナには叶わないが、とうとう ヤツタネ バンザイー 二人で感動と感激の握手をする。

 
御来光の滝を見上げる楠さん         涼しい飛沫を浴びる

     
     赤いのはお地蔵さん? いや 飛沫を撮影中の楠さんでした

 
一段滝 13m 二段滝 74m 合計 87m  滝下からスカイライン駐車場を見る

昼食をはさみ沢山写真を撮り12時40分から下山。下りは崖上に掛けておいたザイルに身をゆだねながら横ばいで足を濡らす事無く通過。3時頃水のない川原に出たが又もアブの総攻撃に合い今度はスカイラインに近い所まで攻撃をゆるめなかった。

川原からスカイラインまで45分の急坂をアブのため小休止も取らず逃げ帰り、記録を見ると御来光の滝まで往路復路とも同じ所用時間だった。車に乗ればこっちのもの2時間で我が家に帰着。お陰で今日はズボンの中や半袖で両腕を攻撃された箇所のダメージが大きい。

往きも帰りも、ルートを外さないよう気を使い、何の花が咲いていたか記憶にありませんでした。
 
コース・タイム
 ガードレール下り口08:15〜08:43川原〜08:53登山口〜09:40対岸に犬吠の滝
             28分    10分     47分
 〜10:28川原に出る〜10:30南沢合流点10:43〜11:00ロープ設定地点〜11:20
 48分       2分    (13分)   17分         20分
 右岸登山道〜11:30御来光の滝
     10分                          合計  3時間15分
 
滝壺12:40〜13:15ロープ設定地点〜13:25南沢合流点〜14:10対岸に犬吠の滝
     35分 10分       45分
 〜15:03登山口〜15:08川原15:10〜15:55ガードレール下り口着
53分      5分  (2分)  45分            合計  3時間15分
 
 


8月7日 キレンゲショウマを見に手箱山 名野川超えコース
 
名野川越えコースで手箱越え・手箱山へ先週に続きキレンゲショウマを見に行きました。
 メンバー    徳永・山内・楠橋                 3名

今回は初めての名野川越から岩黒山の麓を歩いてみました。

    
      シラサ峠より朝の石鎚山

登山口もはっきりしていて高低差の少ない横道を花などをめでながらゆっくり歩いて1時間30分で名野川登山道と合流して急坂を約30分で土小屋道と合流
 
キレンゲショウマに御対面して手箱越で景色を眺めながらランチタイム
筒上山はパスして手箱山の大岩まで降りて笹の緑が綺麗な展望を楽しみ帰路に着きました。

 
名野川越えコース登山口         登山道より筒上山の北面を望む

    
         このルートから見える筒上山

名野川越えコース
1)登山口 瓶ケ森林道よさこい峠より石鎚公園線を下り最初のヘヤーピンカーブのバックミラーの手前が登山口
2)登山口の標高 1290M, 名野川登山道合流点の標高 約1330M 標高差 約40M 距離は長いが横がけ道で、シャクナゲや草花が沢山あり、写真を写しながらゆっくり登る。名野川コースより楽でした。
3)登山道の岩黒山の下の沢で『FRVさん』がたまたまアサギマダラにマーキングしている所に出会い、色々とお知恵を頂きながらキレンゲショウマも見て手箱山の大岩迄往復相い前後して歩いて来ました。
4)午後から雲行きが怪しくなり、雨は降らなかったが、雷ゴロゴロに追われて、大急ぎで退却。帰りの早いことこの上なし。

 
登山道のブナとゴヨウツツジの大木  この花見たさに2週連続して足を運んだ

    
      キレンゲショウマ群生地 まだ蕾が多い

 
手箱大岩から長沢ダム方面の展望   満開のウツギと瓶が森、西黒森山

    
         キレンゲショウマ

 
   ギンバイソウ                シコクフウロとシモツケソウ

 
      クロズル               タカネオトギリ

 
   タカガワホトトギス            ヤマジノホトトギス

 
    チャボツメレンゲ              イワタバコ

 
   フシグロセンノウ             ツチアケビ
 
 参考コース・タイム
 登山口08:05 〜 10:00名野川登山道合流10:15 〜 10:45土小屋登山道合流
       1時間30分   (15分)      30分
  〜 11:35手箱越え12:30   〜   13:15手箱山山頂
 50分   (55分)       45分          4時間15分(昼食除く)
手箱山山頂13:20 〜 13:25南側大岩13:35 〜 13:40手箱山山頂
         5分            5分

手箱山山頂13:45 〜 14:15手箱越え 〜 14:47土小屋登山道分岐 〜 15:07
         30分        32分            20分
名野川登山道合流15:15 〜 16:10登山口
  (8分)      55分                    2時間25分
 
 参考 名野川越え分岐まで
      名野川越え登山口より  1時間30分  標高差 約40M  花 多い(時間が掛かる)
      名野川登山口より    1時間10分  標高差 約387M 花 なし

8月26日 瓶ヶ森林道より吉野川源流へ真っ逆さま トムソーヤの冒険
       トムソーヤ=徳永 ハックルベリー・フィン=楠橋


  
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を使用したものである 
(承認番号 平15総使、第634号)  
参考図 徳永作成

瓶ケ森林道の源流碑より吉野川源流モニュメントまで逆登山をして来ました。
   メンバー   徳永・楠橋    2名
 
瓶ケ森林道の源流碑のすぐ前の沢を下り始めたが、雑草・熊笹と雑木で足元が見えず、其の上岩にコケが付き滑りやすく、何度と無く尻餅を付きバラやアザミの群生に 滑り込みながら下る。藪コギの連続でした。

沢の岩場のコケで滑りやすい所は、右岸に逃げながら源流奥の滝・源流モニュメントに辿り着くことが出来ました。


吉野川源流と源流モニュメント
 
コースタイム
下り  (登山口 07:55発)
      源流奥の滝    2時間05分
      源流モニュメント    5分          2時間10分
登り  源流奥の滝   11:00
       分岐 A    11:45     15分
        分岐 B    11:55     10分
     瓶ケ森林道   13:45  1時間50分     2時間15分

   
        源流奥の滝と桂の巨木
     滝の左側のザレ場を急登すると滝の上に出る


    源流の滝にて   はるちゃん

 
 分岐A 附近右の沢には水あり、     分岐B 附近いずれも涸沢 左へ進む
     左の沢を登る
  
沢の登り始めは大岩がゴロゴロ      最後の藪漕ぎ
気温が上がるとコケも乾き沢を直登
 

帰りは切り明けた道を忠実に登り返し2時間13分で林道に出て二人で初めての道を征服した事を心から祝福する。
今回は林道から下りたため地形が良く分かり、しかも往復したので林道からの展望であそこが滝、あそこが源流モニュメントと同定することが出来るように成りとても充実しています。

今回の瓶ヶ森林道から吉野川源流への逆登山はエントツ山掲示板で oni さんの書き込み情報が心強い参考になり大変感謝しております。ありがとうございました。

なほ瓶ヶ森林道の男山下から水音を以前から聞いていましたが、これは滝の音ではなく下の源流モニュメント碑近くの水流の音でした。(滝は立て板を流れるような姿であまり音が出で居ない)

以前からの念願が叶い\(^o^)/ しあわせ〜

 
8月28日(日)高知県の野根山登山と歴史街道の旅
         メンバー    徳永・楠橋・池内・古川  4名
 

野根山街道 略図 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の
               数値地図200000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)

8月28日、奈半利〜野川林道より宿屋杉〜装束山〜岩佐関所〜野根山を往復する予定でしたが野川林道の野川川の最奥のカーブ附近で通行止め。
 
国道R493に引き返す当たりから頭のジャイロコンパスが狂いだし、途中蛇谷林道入口を見落とし、山道で出会った車を止め道を尋ねると何と若い外国人女性だった。「ノネヤマ ワカリマセン ガンバッテ〜」って日本語で励まされながらも何とか四郎ケ野峠(しろがねとうげ)に辿り着く。
 
四郎ケ野峠で野根山街道等歴史的史跡に触れコンパスを修正、再度蛇谷林道へ
 
結果的に奈半利〜国道R493〜四郎ケ野峠 野根山街道に沿って〜蛇谷林道〜須川林道〜奈半利とドライブ旅行をし、途中休憩のため野根山に登り、宿屋杉に立ち寄り、気分治しに、北川村のモネの庭で睡蓮を観賞したことに成りました。
 
お天気も良く、太平洋を眺めながらの、おじん・おばんの、延べ約450Kの楽しいドライブの一日が終わりました。
 
蛇谷林道〜須川林道〜奈半利の道路は、今の所快適で良い道でした。

 
蛇谷林道登山口駐車場附近より振返り     尾根道を行く

 
      岩佐関所跡の門          岩佐関所跡の東屋の休憩所 

 
  岩佐関所横の野根山登山口       野根山山頂の標識と三等三角点  

     
           野根山山頂より千本山・甚吉森方面を望む

     
     かって宿屋杉は、地上1.3mで、周囲16.6あり、高さ32mにも達し
     樹齢千年以上と言われていた。昭和9年の室戸台風によって、
     ついに倒壊したが、根本の空洞の広さは4畳半敷程あり
     旅人の四〜五人も泊まれたという。

      
           モネの庭 睡蓮の咲く池

   
                開花した睡蓮
   睡蓮は睡眠する花、朝の早咲き、遅咲きがあり、咲いて5〜6時間
   で花を閉じ睡眠にいるそうです。したがって午後2時頃までに観賞
   するのが良いそうです。訪れたのは午後3時過ぎで半数睡眠中でした

お天気も良く、太平洋を眺めながら、延べ約450Kの楽しいドライブの一日が終わりました。
 
野根山
  蛇谷林道登山口〜20分〜岩佐関所〜20分〜野根山山頂      40分
   野根山山頂  〜20分〜岩佐関所〜14分〜登山口         34分
宿屋杉
 宿屋杉登山口  〜  宿屋杉               8分
 宿屋杉     〜  宿屋杉登山口            5分

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