平成17年7月7日 唐岬ノ滝ー石墨山ー白猪峠ー分岐ー唐岬ノ滝 徳永単独
東温アルプス 笹ユリコース この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の 数値地図50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
今回は相棒の居ない1人歩きでしかも誰にも合わず5時間あまり無言で歩きました。5時に家を出て丁度1時間で唐岬の滝駐車場、ここから割石峠を経て石墨山を目指す。峠から伐採地を過ぎると間もなくササユリが見事に咲き誇り急坂の手前迄目を楽しませてくれました。なぜか?花は歩く傍にだけしか咲いていませんでした。
華麗なるササユリ
ピンクがかったササユリ 少し白いササユリ
写真を撮りながら80分で石墨の肩に出る(ここまで116個のササユリを確認) 肩から頂上迄35分(18個のササユリ確認) 8時25分石墨山頂上にあがる。ここで約50分間時間待ちするもだんだんガスの状態が悪くなり下山する事に。
石墨の肩から往路を引き返さず法師山にも登り白猪峠のお地蔵さんへも参拝して分岐から右に降りる。
石鎚方面 朝のうち
ついでに法師山にも上がる 今回も白猪峠でお地蔵さんに御対面
(肩からここまで約1時間13個のササユリを確認)昨年9月1日にこのコースを通った時より凄く茂りこんでいる。白猪峠から下もかなり茂り込んでいて25分で「白猪の滝〜唐岬の滝の分岐点」に出た。(ササユリは峠近くで2本見ただけで下の方では既に花陰はない)
昨年この表示板が早く立っていればエントツ山さんが 白猪の滝まで下ってタクシーに乗らずにすんだものを・・・
上の表示板から唐岬ノ滝方面に少し上がった所からの展望 谷間のV型の向こうに大屋敷部落が見える
ここから右折れして38分で車に降りる。石墨登山はは10回を数えるがササユリの時期に歩いていないのでこんなに沢山あるとは知らなかった。ただ今年は最近雨天が續いたせいか花の色が今一度。2〜3日見るのが遅かったでしょうか。
平成17年7月14日 天ヶ峠と又兵衛岳 徳永 単独
天ヶ峠と又兵衛岳 位置図 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の
数値地図50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
7月14日、あまりの良いお日和で家にはいたたまれず1人で出かけてきました。目的地は天ヶ峠と又兵衛岳 このルート歩きは初めてで雲を掴むような気持ち ここと思われる所に駐車して上ると山勘が的中して30mほどで馬道に出た。しかもそこは馬道の始発点でした。もう少し奥から登っていたら馬道に出会う事が出来ず撤退していたかも知れませんでした。
国道「中の池」から見た稜線
このカーブミラーのくぼ地を登る 登山口から約1時間で見た又兵衛岳
下山後確認すると登山口は現在寒風林道の通行止め(崩落で道路がない)地点から350m手前の左にカーブミラーの所から上へあがると、昔木炭を『宿』迄運ぶ馬道がそこから天ヶ峠へと伸びている。
約1時間歩くと又兵衛岳が見え出しヤマシャクヤクの群落に出会う。右に大岩を確認する辺りから道がだんだん怪しくなり何箇所も立ち止まり目を凝らしながら歩く。又谷の崩落で注意して歩きたい所が1箇所あり私にとっては冒険心をそそる山歩きでした。
当日は厚鎌を携行せず沢山の枝に閉口しましたが、鋸が5個所で倒木の片付けに役立ち無事に登山口から2時間20分で天ヶ峠に出ました。 下から吉居川の水音が大きく聞こえました。ここから左へ痩せ尾根を歩き5個目のピークが 目指していた又兵衛岳!
痩せ尾根の途中から見た沓掛山
又兵衛岳から 西黒森、瓶ヶ森、扇山
頂上には何の標示もなく少し不安で 回りを暫く探索しましたが、ここまでの少ない足跡が残るだけで北西へは歩いた形跡が見当たらず、時計が12時50分を指していたので昼食を取り下山しました。 痩せ尾根ではあるが危険な所はありませんし、虫が少なく快適な山歩きが出来ました。
イワギリソウでしょうか 初めて見るホップの様な花?
下山後『中ノ池』で車を止め部落の古老に聞くと、あの尖ったのが又兵衛岳で 昔身の軽い又兵衛さんと言う御仁が住み着いていてその名がいまだに残っているようです。現在墓が松山にあるそうですよ。 この山歩きは某アウトドアーショップの奥さんから戴いたヒントが元で実現しました。
平成17年7月16日 石鎚山 天柱石コース 徳永・楠橋・白石・徳丸
石鎚山 天柱石 周回コース この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の
数値地図50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号) 当初、久万高原町 五代の森へ別のルートより再挑戦の予定でしたが坂瀬川沿いの渋草集落で道路が崩落し通行止め。予定を変更して、土小屋〜石鎚山(弥山)〜天柱石〜土小屋に行事に。
運よくスカイラインのゲートを2番乗り 土小屋を7時45分から歩き始め、10時過ぎには石鎚頂上 展望を楽しみ夜明峠まで降りて昼食タイムにする。
第一休憩所付近より石鎚山を望む
徳永お気に入りの南尖峰と矢筈岩
登山道より天柱石を望む
天狗岳 定番ではございまするが
弥山より西冠岳・二ノ森方面を望む (編集長:ここをグランマーが堂ヶ森から歩いた)
夜明峠から通行止めのロープを越えて天柱石まで急斜面を下る。石鎚三十六王子道の標識があり道はしっかりしているが、あまり人が歩いていないのでアザミの棘に悩まされながら進みました。「西ノ川の分岐」から天柱石まではかなり踏み跡が有りました。
二ノ鎖迂回路付近より天狗岳北壁 天柱石に祭られている石鎚三十六王子社 (右の白い部分は今年崩壊した箇所?)
天に向かって聳える 天柱石(御塔石)
山を変更したため地図を携行せず始めての道で少し不安は在るものの随所に案内板があり天柱石が見え出すとほっとしました。暫く見事な御塔石を眺めながら少し下がると通行止めの理由が分かりました。谷の崩落現場に出会い慎重に渡る。
これが通行止めの正体 難所を慎重に渡る
ここから急坂もなくなり歩きやすくなる。其のうち刀掛の分岐に出て間もなく御塔谷で小休止ここが標高1100mで、ここから土小屋まで標高差340mを上り返し3時15分には車に帰りつきました。 コースタイム 土小屋07:45〜08:55東稜分岐09:00〜09:35成就道合流09:40〜10:15弥山 1時間10分(5分) 35分 (5分) 35分 2時間30分
弥山10:45〜11:05土小屋分岐〜11:25夜明峠11:55 〜12:55天柱石13:10〜13:30 20分 20分 (昼食30分) 1時間00分(15分) 20分
西の川分岐13:40〜14:30土小屋分岐〜15:20国民宿舎下駐車場 (10分) 50分 50分 4時間05分(昼食30分除く) 総時間 7時間35分
ミヤマダイコンソウ クガイソウの)群生
今回は念願の御塔石コースが征服でき改めて石鎚のふところの深さを痛感した次第です。
平成17年7月27日 鼓ヶ滝
鼓ヶ滝 位置図 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の 数値地図50000(地図画像)を使用したものである (承認番号 平15総使、第634号)
エントツ山さんの掲示板でoni
さんにヒントをもらい、単独で梅ヶ市に近いウラの谷の渓谷を歩き 以前撤退した鼓ヶ滝に御対面してきました。
はるちゃん 念願の鼓ヶ滝にオーバーランの末到達 20mのロープのありがたみを実感する
昨年の撤退箇所から1時間少しで無名の小さい滝に出会い、右岸の大岩を巻いてよじ登り小さな平地に出る(実はこの右下に滝つぼがありロープで降りれば正面に滝が見える位置) これを見落として其の上に難儀して あがり約30分上流を目指して歩いたが滝らしきものが見えず山相も変わってきたので引き返す。
ロープのお陰で靴下をぬらさずクリアー 鼓ヶ滝の直前にある無名滝
登りに難儀した大岩もロープに助けられて無事にクリア、先程の所でゆっくり下を覗くと なんと鼓ヶ滝の表示板が下に見えるではないか。何の事はない1時間あまり時間と労力を浪費した、(この真下が滝である事が分かる)
8時から歩き出し滝つぼに下り立ったのが12時50分 まず写真撮影をしてから昼食をとる。1時半から下山 何箇所かロープを使いながら1時間55分で車に帰る。
滝に気づかずこの左上の絶壁を2.5m 往きには見えず 帰りに出合った 震えながら登って通り過ぎてしまった 平家の岩屋
この渓谷歩きは吉野川源流辺りとは比べものにならず両サイドの長い岩壁が高さも100〜150mの見ごたえのある処です。 この岩壁にはイワヒバが全面を覆い 中にはコオニユリらしい黄赤色の綺麗なコントラストが目を楽しませてくれました。
今回は硬い冬用の靴を履いたせいか? 岩登りをしたせいか? はたまた緊張したせいか? 体の疲れが何時もよりきつく感じ あまり飲まないお茶も500mLを1本完全に飲み干す。 でも目的が達成出来て意気洋々と帰路につき帰って家内に話すともうそこには1人で行くなとのお達し
編集長: はるちゃん 無事でなにより しかし
oni さんの鼓ヶ滝グルグル写真の迫力は凄かった。私もあの場に立って首をグルグル回して同じ景色を見たくなりました
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