平成16年 8月 徳永治夫・楠橋孝博 「しまなみ登山隊」記

 8月8日 三嶺ー白髪分岐ー白髪小屋 (高知)
 8月20日 大ノ森 (1,321m)  (愛媛県)
 8月25日 三光ノ辻山、 四辻ノ森 (愛媛県)
8月8日 三嶺ー白髪分岐 周遊  徳永治夫と山仲間達

8月8日 日曜日 息の合った登山仲間と三嶺から白髪小屋コースを周遊して久し振りに山歩きを堪能して来ました。

  
         登山道途中から見た白髪山方面
 
まず7時25分 三嶺林道上の登山口出発 途中で初めての道を発見してそれを歩き 
頂上では大勢の登山者と展望を楽しみながら 25分で別れを告げて南面の急坂を下り
カヤハゲ迄一気に歩き大岩の上で又展望を楽しみました。

  
三嶺での仲間達(ここまで1時間45分)  三嶺頂上から少しおりた地点から

     
      三嶺頂上の風景  (この時期は一面の緑ですね=編集長)
 
大岩から自分たちが今朝置いた車が見えたのには感動しました(頂上から55分)
さてここからが大変 いったん下り 急坂を登り返すことになります。あえぎあえぎ白髪避難小屋まで1時間かかりました。

     
               大岩の下で記念撮影 
 
11時40分を時計が指していたので昼食にしました。 12時15分雲行きが怪しくなり下山開始
白髪小屋からの北面ルートは利用者が少ないためかテープは沢山あるものの道が定かではありません 又下山時には特に気をつけたい所が本流手前にあります。くれぐれも直進しないように。

           
            カゲハヤ大岩より白髪分岐を望む

渡渉点が沢山あり特に本流では増水時には通れません。私達も勇敢に靴のままロープを頼りに増水した川を渡りそこから急坂を25分上り返して午後2時 予定の時間に車に帰り一同で無事を祝福して帰路に着きました。 
車が走り出して5分もせぬうちに大粒の雨に見舞われて見る見るうちに道が川となり一同で幸運を喜び合いました。
天候が次第に悪くなりましたが、気のあった仲間で素晴しい三嶺の景色を堪能できた山歩きでした。

編集長= 三嶺の景色を思う存分楽しめたようですね。私も又 秋の晴天を狙って出かけて参ります。ルートは私が7月4日に行った「三嶺登山記」丁度逆周りでしたね。ルート図はそれを参考にして下さい。


しまなみ隊 面河の山を行く

  
  8月20日  大ノ森     8月25日 三光ノ辻山、四辻ノ森
                  (国土地理院 地図使用 承認番号 平15総使、第634号)

8月20日 大ノ森 (1,320.5m)   徳永・楠橋

8月20日(金)余り天気は、良く有りませんでしたが、二人で面河ダムに水系が落ち込んでいる「大ノ森」(1,320.5M 悠々山行記)に国道494梅ガ市より少し下った、妙部落より登って来ました。
台風の後で、沢には水量が多く小さな滝もあり、ちょっとした沢登り気分を楽しみながら登りました。
 
面河ダム湖畔から大ノ森を望む         大ノ森登山口

 
 本沢の渡渉地点            本沢左岸を渓流の音を聞きながら登る
 
山頂は三等三角点がありますが山名標識はありません。展望はガスに覆われ堂ケ森・五代ケ森は見えませんでしたが、少しじジャンプすれば、東側の筒上山〜西側の石墨山迄の展望を望むことが出来ました。

 
大ノ森三等三角点前で 楠橋、徳永   山頂から西側(石墨山)方面を望む
 
「鼓ヶ滝」に一歩届かず!

帰りに国道 R494道路脇の「鼓ケ滝」のカンバンに誘われ、ぶっつけ本番でウラノ谷を登り鼓ケ滝を目指してみました。そこに道はなく、河原を進み右に左に沢を渡渉しながら行く。

  
 鼓ヶ滝の標識(R494号沿い)        平家岩屋の標識があった

             
引き返した地点(この上に鼓ヶ滝が・・)       むの川滝          
 
残念ながら、絶壁に阻まれ今一歩我慢が足りず、鼓ケ滝に到達する事が出来ませんでした。
沢には水量が多く、登山靴を水浸しにしながら、渓谷美と沢登りを堪能しました。下山後聞くところによりますと引き換えした場所の直ぐ左上に鼓ヶ滝があるとの事でした。どなたか私達の念願を達成してみて下さい。
 
 参考コースタイム(大ノ森) 
駐車場07:00〜07:40沢渡渉〜08:10国有林の標識08:15〜08:20本沢渡渉〜09:15山頂
      40分     30分    (5分)    5分       55分

計 2時間15分

山頂10:25〜11:10本沢渡渉〜11:15国有林の標識11:25〜11:45沢渡渉〜12:05駐車場
     45分      5分 (10分ダム展望所へ) 20分     20分
計 1時間40分

 (鼓ケ滝) 
鼓ケ滝入り口12:40〜13:40むの川滝〜14:05両側断崖絶壁14;10〜14:30むの川滝
          1時間00分      25分    (5分)        20分   (5分)
14:35〜15:40鼓ケ滝入り口

   
 1時間05分           

計  3時間00分

8月25日 三光ノ辻山(1,215m)、四辻ノ森(1,201m) 愛媛県美川村

8月25日(水)岩屋寺経由で悠々山行記の高知県境と美川村にある三光ノ辻山(1,215M)と美川村横山集落から四辻ノ森(1,201.3M)に徳永・楠橋の二人で登ってきました。
 
両山とも低いが、結構登り甲斐のある山でした。いづれも尾根からの展望は有りませんが山頂は、北側方面が開け石墨山〜堂ケ森〜石鎚山〜椿山〜雨ガ森の眺望を望むことが出来ました。
 
三光ノ辻山 (1,215m) 
 登山口07:15〜07:40サレノ峠07:45〜08:15林道分岐〜08:55山頂 1時間40分
  山頂09:55〜10:15林道分岐〜10:35サレノ峠〜10:55登山口    1時間00分
  総時間   3時間40分

 
   登山口                  サレノ峠の石仏

国道494号線より林道東古見西谷線に入り約1.2キロ、舗装が切れて直ぐ右側が登山口
約25分でサレノ峠へ。ここの石仏には文久元年酉年四月と記されています。また石仏脇の標識には「松山討伐の道・勤皇志士脱藩の道・中村万次郎帰国の道」とある。

  
サレノ峠(旧松山街道)の標識  三光ノ辻山の三等三角点にて 楠橋・徳永

     
       三光ノ辻山 山頂よりの展望 右端の筒上山が雲の中
 
四辻ノ森 (1,201m)
 横山登山口12:05〜13:30主尾根〜14:05東川登山道〜14:20山頂  2時間15分
  山頂15:00〜15:10東川登山道〜15:30主尾根分岐〜16:15登山口  1時間15分
                           総時間   4時間10分

 
横山登山口 (左の赤テープが見印)  ヤブ漕ぎもある登山道

 
 登山道途中のビュースポット       四辻ノ森 頂上より

 
四辻ノ森 山頂二等三角点 楠橋・徳永    山頂よりの展望

編集長: 徳永さん、楠橋さん 夏ばてもせずお元気な山歩き何よりです。総津権現山、コクゾ峰、障子山以来の愛媛の里山(?)シリーズありがとうございました。鼓ヶ滝は残念でしたね。もう少しでした。でも安全第一無理をしなくて良かったです。地図を見ると川を遡行しないで滝の上側に出る北側の中腹道があるようですがこれが使えたら良いですねえ。今からいい季節になりますのでまた大勢のお仲間と楽しい報告お待ちしております。


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