「鷹羽ヶ森」 と 「小式ヶ台」 の位置図
2月1日 鷹羽ヶ森 徳永・楠橋・青井・滝本・安部・山内・芥川・白石の8名
元気者登山者集団「しまなみ登山隊」は2月1日総勢8名で高知県伊野町の鷹羽ヶ森(918.9m)に出かけてまいりました。ここは仁淀川沿いの北谷という比較的標高の低い所から登りますので1,000mに満たないこの鷹羽ヶ森ですが急坂の連続で登り応えがありました。
北谷登山口はこの川に沿って進み舗装が無くなると右折し民家の裏側を抜けて登って行きます。ほとんどが雑木林で急坂なるも快適な山歩きを楽しむ事ができました。ここから約1時間で尾根に取り付きました。
登山道より仁淀川を望む 山頂手前の尾根道 (このあたりに下山口がある)
里山に似合わず急坂の連続。途中で二人の鉄砲撃ちに出会い、頂上の様子を聞くが北側の展望はガスであまり望めないという返事に一同ガックリ。 休憩も含めて登山口から山頂まで約2時間50分でした。山頂に着くと北側の展望が素晴しく一同今度は若い歓声を上げました。
青井・芥川・阿部・白石・楠橋・滝本・徳永・山内 (アイウエオ順) いつ見ても面構えが良い「しまなみ登山隊」です (編集長)
筒上・手箱(左奥) 小式ヶ台(中) 瓶が森 伊予富士方面
頂上より北側は石鎚連峰の素晴しい展望が開けていました。山頂でワイワイガヤガヤと楽しい昼食を取りました。食事の後、登りは産屋谷コースを来たので下山は755mのピークに向けて下がるルートを取ったつもりでしたが、赤いテープを辿ったのが間違いのもと。途中で道が北側に振れてきてこれはおかしいと気がつく。近くに南に下りる踏み跡を発見しそこを下りると林道に出ました。ここで右か左かしこたま迷った末に状況を見定めて左を選択。しばらく歩くと林道分岐で尾根道を見つけてホッとしました。
そして775m90の三角点へ出て確信を持ち、さらに進むと往路と出合いました。
今回下山に使おうとした道は頂上より約10m引き返した右側(南)を急下降するのが正解でしたが、急坂に喘ぎながら到着した山頂の景色や満足感などで周囲の状況が目に入っていなかった点を大いに反省しました。
頂上2等3角点 右が鷹羽ヶ森神社の祠 775.9mピークより頂上を見る
この為、山頂から弘瀬の下山口まで3時間10分もかかってしまいました。このあと北谷の車まで約20分で帰り着きました。 反省点はあるものの雑木林の山歩きは実に快適なものでした。 なお、今回の登山に関しましては「山登の部屋」さんHPの地図を参考にさせて頂きました。誠にありがとうございました。
編集長:御歳数えで80歳をしてなおかつ反省を忘れない、この姿勢を見習いたいと思います。それと高知の山は何たってHPリンク仲間の「山登の部屋」が参考になりますね。
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2月6日 小式ヶ台 徳永・楠橋・西村(桂) の3名で
名も知れていない、人の余り行かないような里山を、道を探しながら登るのも楽しいものです。前回登った鷹羽ヶ森から北側に円錐形の端正な山容に惹かれて平日でもあり3名で行って参りました。 下津池からは所々アイスバーンになっていましたがゆっくりと通過、国道194号線吾北村道の駅「633美の里・ムササビの里)より南へ約1.5キロ(車で約3分)で右折し南越道に入ります。ここから約5キロと少し走ると集落手前の広場に着き、身支度をして林道を少し歩くと南越集落のある登山口です。
どんな山でも登る前は気合が入ります 南越集落から見る小式ヶ台
植林の展望がない登山道 成川峠付近の石積みに囲まれた大師堂
登山道には展望があまりありませんでしたが、大師堂、お地蔵さん、神社、祠などが点在し気分を和ませてくれました。
六社神社の参道 六社神社、明治時代に奉納された絵馬
大師堂、成川峠を過ぎると六社神社があり、登山道は鳥居の手前を左に進みます。 途中で南越集落を望める展望所がありました。山頂直下は急坂で右に雑木林、左に植林の境界に沿って登り詰めると一帯がなだらかな植林地帯となり、小高い場所が山頂です。登山口から1時間15分でした。
唯一の展望所から南越集落を望む 小式ヶ台山頂の二等三角点
山頂での紅一点西村(桂)とその従者達
ここはあまり展望が無いので下りも55分と意外にあっさりと下山しましたので、帰りに故郷の里山「黒の谷から竜門山」に登って帰りました。3年前に徳永が自前で立てた登山口標識も未だ健在であり懐かしい山です。ここも最近では大勢の人に愛される山になったのか踏み跡がすごかったです。久しぶりに三角点に対面してきました。
朝倉ダムより竜門山 徳永が3年前に立てた登山口標識
竜門山より東予・西条・新居浜方面
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2月8日 石墨山 徳永・楠橋・芥川・阿部・池内・白石・山内 7名で
石墨山、 白猪の滝 位置図
石墨山(標高1,456m) 山頂より石鎚連峰を望む 寒波の翌日で久しぶりに雪らしい雪に出会い、昨年1月2日に登った時よりも雪の量、質共に良く、天候にも恵まれて快適な山歩きを皆で楽しんで参りました。
「唐岬(からかい)ノ滝」近くの登山口駐車場には既に先着車1台がありました。肩部から尾根への石墨山名物の直線路急坂は40cmほどの雪で少々手こずりましたが、先導の方達のラッセルに助けられて登りきる事が出来、感謝状でも差し上げたい気持ちでした。
石墨山登山口 (唐岬の滝駐車場近く) 急坂の雪道
ヒザまで雪に埋もれてやっと肩部に到着。今年の笹ヶ峰に勝るとも劣らない素晴しい霧氷街道となっていました。晴天に霧氷、気心の知れた仲間の三拍子揃い踏みでした。
肩部より法師権現山(右) ブナの霧氷
ブナの霧氷
尾根伝いのブナも白い華が咲き誇りあまりの見事さに皆の足が何度も止まりました。心配した尾根の岩場は雪で完全に埋まり、尾根と一体化になっていました。
岩場から石鎚 岩場を難なく越えるしまなみフラワーズ
雪の為頂上まで3時間弱かかりました。山頂には「さくら会」の皆さんが来ておられたので早速「井内峠ー上林峠」登山道狩り払い作業のお礼を申し述べました。
石墨山頂上の芥川・阿部・池内・楠橋・白石・徳永・山内「しまなみ登山隊員」
岩場付近より山頂を振り返る 尾根道を下山
難所の岩場を振り返る 満79歳の徳永名誉隊長
頂上で約40分昼食の後、帰りは急坂を滑り降りるようにして山頂から2時間弱で登山口に帰りました。すこし時間があったのでホームページで御馴染みの「凍結・白猪の滝」を皆で見学しました。「おいわさん」のHP写真で見られる様にこの滝は大変立派なつららが見られました。滝までの道もよく整備されておりました。
白猪の滝 滝前に咲いた花
山の霧氷に滝のつらら、満足の一日をすごさせて頂きました。 四国の自然に感謝致します。 |
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