撮影 徳永治夫(糸山公園、今治) 撮影 楠橋 孝博(亀老山、大島) 平成15年は73日山行き、107座 今年は四国百山、百名山の残り 制覇! 恐るべし徳永さん 30山に挑戦です
しまなみ登山隊 お正月は石鎚へ
平成16年1月4日(日) 初登りを快晴の石鎚へ行って参りました。風も穏やかで、山頂の気温も 0度Cと暖かく気さくな8名でワイワイ、ガヤガヤと楽しい山行きとなりました。 コースは石鎚 成就社より、この時期としては比較的雪も少なく快適でした。
成就社より石鎚山
お馴染みのしまなみ登山隊 雪の行軍 夜明峠手前より瓶が森、小剣山を望む
墨絵を見るような石鎚の冬景色
弥山の頂上社前 小春日和です 冬の天狗岳
ネパール人? (NO!) チベット人?(否!) エスキモー?(違う!) 完全装備の最強軍団 「しまなみ登山隊」であるぞよ
弥山より 二の森、鞍瀬ノ頭、堂が森をのぞむ
編集長より: 今年も徳永さん、楠橋さんを中心に しまなみ登山隊のモットー「元気な笑顔で山歩き」であちこちの山か
徳永治夫・楠橋孝博 「しまなみ登山隊」記 平成16年 第二,三弾
1月11日 雪光山 「国見山」 (926m) 高知県鏡村
1月15日 蟠蛇森(769.3m)と虚空蔵山(674.7m)高知県佐川町 |
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国見山位置図
徳永さん 1月12日 79歳現役クライマーに
(78歳最後の日を国見山にて仲間と祝う!)
穏やかな小春日和に恵まれて「しまなみ登山隊」は高知県鏡村の国見山(別名雪光山)に総勢10名で行って参りました。標高こそ1000m足らずですが、その秀麗な姿はなかなかのものです。 雪光山の由来はこの山が裾野「雪光谷」の源流であるという説や、チャート地質の岩石が光って雪のように見えるからという説があるようです。
県道から見える国見山の姿
場所は吾北村から県道6号線(伊予三島線)吉原川沿いの手水(ちょうず)から西に舗装された車道を終点まで進む。道が狭いので民家の敷地の外れをお借りして登山の準備をする。
民家の庭先が登山口 仁淀川河口、太平洋が光って見える
登り始めは植林の中を急な登りが続く。すこし行くと「元気のでる水場」というのがある。何が根拠かしらねど飲むと心なしか元気が出るような気がする。 そこからさらに進むと尾根の分岐となり太平洋側が見渡せるようになる。 そこから上りを頑張ると頂上で恵比寿様や国見権現様が祀られている。
いつも元気な「しまなみ登山隊のみなさん」 総勢10名 右端が登山の翌日79歳になられた「徳永生涯現役クライマー」
頂上の恵比寿さんと権現さん 平家の滝
下山は「アッシー徳永・楠橋」が車を西側の的淵川サイドに回して平家の滝を見物。この的淵川と登山口の吉原川が「川口」で合流して鏡川となって高知市内を流れます。 帰りは吾北村から194号線「木の香温泉」にて疲れを癒して皆さんと楽しいひと時を過ごしました。
編集長より 徳永さんのお元気な山姿を楽しみにしております。我々の励みとなりますようこれからもご活躍を期待しております。
1月15日(木)蟠蛇森と虚空蔵山へ 徳永・楠橋・青井・西村の4名にて
蟠蛇森(ばんだがもり)と虚空蔵山(こくぞうざん) 位置図
早くもしまなみ登山隊、今年第三弾天気の良い1月15日に4名にて行って参りました。 蟠蛇森(ばんだがもり)とは奇妙な名の山ですが、須崎港から2基のアンテナが立っているのが良く見える御馴染みの山です。登山口は吾桑(あそう)から桑田山(そうだやま)集落からもありますが、我々は佐川町から494号線を下り、斗賀野(とがの)トンネルを出て右折し川ノ内集落から朽木(くちき)峠経由のいわゆる坂本竜馬脱藩の古道から登りました。
川ノ内集落 登山口を登る 葉山藩の関所跡
徳永さんは3回目の蟠蛇森で、山頂まで約1時間35分くらいで登る事が出来ました。
雪が残っている蟠蛇森山頂 須崎港と太平洋
今回しまなみ登山隊のユニット隊員の皆さん
その後、斗賀野へ引き返し芝折峠のわんぱく広場から虚空蔵山(こくぞうさん)を目指しました。虚空蔵山は全国に沢山ある山名ですが、この山の由来は山頂の鉾ガ峯(ほこがみね)に虚空蔵菩薩を祀った事かららしいです。 鉾ガ峯展望台を経て石鎚神社のお鎖を手繰って祠に参拝し、三角点と対面(徳永さんは4度目)した後電波塔のヤブの中にある2等三角点に到着。
虚空蔵山の山腹にある鉾ガ峯寺 横波三里、太平洋を遠望
虚空蔵山より伊野、高知方面 帰りに寄った「大樽の滝」
両山とも360度の展望があり、西には不入山、又冠雪したお馴染の石鎚山連峰の山々、白髪山、眼下には須崎港、横浪半島、伊野・高知方面、その向こうには室戸まで見えました。帰りには越智町の大樽の滝を見物し、好天に恵まれて気の合った仲間と充実の一日を過ごせました事を感謝致します。 |
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徳永治夫・楠橋孝博 「しまなみ登山隊」記 平成16年 第四弾 1月18日 皿ヶ嶺(1,271m)で新年会 徳永さんの傘寿を皆で祝う |
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皿ヶ嶺 位置図
1月18日(日) 「皿ヶ嶺」にて恒例の「しまなみ登山隊」新年会 !
前日降った雪が残る隆起準平原「皿ヶ嶺」へ毎年おこなわれる「しまなみ登山隊」新年会を兼ねて総勢13名の隊員で行って参りました。 登山口へは、重信町上林より県道209号線松山ー美川線を上林トンネルへ向けて進みます。途中道路脇に送電線のある湧水集落より「皿ヶ峰風穴」の見落としそうな標識を右折し、更に進むとトンネル手前にある風穴案内板より再度右折します。そこに皿ヶ嶺森林公園駐車場があり、ここより風穴を経由して竜神平登山道を登りました。
皿ヶ嶺森林公園の標識 風穴
登山道より5分で風穴があります。ここは冷気を利用して青いケシを栽培している事で知られています。この風穴登山口から約1時間弱で尾根を越えたところの竜神平に着きます。ここは約90m四方の湿原になっており、数多くの湿生植物が自生している事で有名です。 皿ヶ嶺は松山市内から近くにもかかわらず多くの動植物が豊富で、花の季節や樹氷の季節など年間を通じて日帰り登山の場所として本当に素晴しい山です。
ブナの銘木の様に美しく明るくたくましい「しまなみフラワーズ」の皆さん
竜神平の愛大小屋 ブナ林
竜神平からは南ルートで皿ヶ嶺頂上へ美しいブナ林が続くのですが、我々は北斜面の霧氷を期待して六部堂への十字路コース(北側)を取りました。残念ながら気温が上昇して霧氷は見られませんでしたが、美しい雪の登山道に全員満足して山歩きを楽しみました。竜神平から十字峠まで15分、さらにこの分岐より15分で皿ヶ嶺山頂に着きます。 皿ヶ嶺頂上
山頂から再度六部堂十字路まで10分で引き返し、これより引地山に向けて尾根道を進みました。ロープが張られていましたが下をくぐり約15分で引地山分岐へ。ここから北側の急斜面を風穴目指して下ります。利用者が少ない道ですが、眼下にロッジや道が見えていますので道を見誤る心配はありません。
さて、下山して森林公園のロッジをお借りして「平成16年しまなみ登山隊新年会」を行いました。1月生まれの隊員が3名もおり、誕生会やわが登山隊のシンボル
徳永翁かぞえ80歳傘寿を隊員全員で祝いました。
徳永治夫 現役登山家 傘寿の祝い
山を愛し、仲間を愛する マル優 しまなみ登山隊の皆さん
編集長コメント: 山を愛する皆様の団結と友情あるれる皿ヶ嶺投稿登山記でした。
いつか我が「エントツ山登山隊」と合同登山会を行える日を楽しみにしております。
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