平成16年 10月 徳永治夫・楠橋孝博 「しまなみ登山隊」記

10月2日 黒森(903.9m 丹原町・川内町) 150歳コンビ
10月7日 館山 今治(大島) 150歳コンビ
10月15日 笹倉(さぞう)湿原ー筒上山ー土小屋 縦走 150歳コンビ
10月24日 三嶺ー西熊山 縦走 (徳永・楠橋・古川・山内 4名)
10月2日 放浪の果てに 黒森(903.9m) 丹原町・川内町 徳永・楠橋

 
  黒森 位置図   (地図使用 承認番号 平15総使、第634号)

天候不順で九月の山登りは開店休業の状態でさっぱりでした。
10月2日 久し振りの山歩きを計画して平家平にでもとR194号を寒風山方面に向けて走るも石鎚との分岐点(中野大橋)で通行止めに合う。
目的地を黒森に変更して11号線に引き返し桜三里に向け走りましたが、途中小松町大頭の妙谷川が氾濫した跡を目視して改めて被害の大きさに驚きました。
 
変更先の(黒森)を目標に滑川渓谷に向けて進み 滑川バス停から左折れして九騎峠を目指しますが土砂の崩落があり通れません。
車を捨てて九騎集落から歩いて登り約2時間でした。前回3年半前よりも藪がひどく蜘蛛の巣にも悩まされました。
 
 
九騎集落近辺から黒森を望む   九騎峠のゲート前、登山口(小屋の右を進む)

 
2つ目のピークを下りたネンジョ越にある石碑    山頂にて 徳永・楠橋

  
山頂より東北東側 三ヶ森          山頂より南東側 石鎚ー堂ヶ森

しかし途中のピークと頂上の展望には満足して下り1時間30分で11時40分下山しました。
帰りは川内まで足を伸ばし道路の状況確認をして久し振りに『さくらの湯』に浸り疲れを癒して帰路に着きました。 
(ゆうゆう山歩きの黒森です)


10月7日 大島の展望所 「館山」230.9m(愛媛県 吉海町) 徳永・楠橋 

 
  館山 位置図  (大島 吉海町)

天候不順で山歩きがままならずストレスが溜まり肩こりに悩まされていましたが久し振りの秋晴れを利用して展望の良い館山に登り一気に発散させて来ました。

    
     下田水港から見た大島にそびえる館山

 まずサンライズ糸山で自転車を借り〜40分で下田水港〜15分で正味登山口〜1時間で頂上
30分頂上で展望を楽しみ下りは名駒集落におり、千年松を経て眺望抜群の大島自然研究路(島四国遍路道)を地蔵鼻まで写真を撮りながら歩きました。

 
登山口(ここに自転車を置き右に入る)  最初の鉄塔跡から館山を望む

 
大橋を眼下に大岩に立つ楠橋翁の像? 山頂下の鉄塔跡からみた館山

 
山頂下の鉄塔跡から伯母島やコウゾ磯        今治市街を一望する    
が急流の中に見える 遠くに比岐島、右は平市島
      
その後38番足摺さんで昼食(ここまで1時間20分)35分の休憩を挟んで正味登山口に降りました。
(下り 休憩を含め2時間15分) 抜けるような青空のもとサイクリングを含めて5時間30分を心地よい汗と潮風を楽しんで来ました。


10月15日 笹倉湿原ー筒上山ー土小屋 縦走  徳永・楠橋 2名

    
       笹倉(さぞう)湿原−筒上山-土小屋 縦走ルート概略図 
         (地図使用 承認番号 平15総使、第634号)

10月15日金曜日 抜けるような青空の中を笹倉(さぞう)湿原を経由して県境尾根に上がり展望を楽しみながら筒上山へ歩いて来ました。

国道33号線から県道12号経由、朝7時半頃土小屋に自転車を置き金山橋の笹倉(さぞう)登山口に駐車して筒上を見上げると頭が霧氷で真っ白。湿原まで1時間35分汗も出ず 陰にあるコケは霜が降りていてこの秋最初の冷え込みでした。昨年に続き2度目のコースなので道に迷う心配は無いものの台風による倒木と落ち枝、もつれた笹には閉口しました。

 
笹倉谷の沢渡渉付近より石鎚を望む   笹倉湿原での徳永さん

      
      笹倉(さぞう)湿原のウマスギゴケ (年々笹に侵食され狭まる)

笹倉湿原から県境尾根までは25分、そこから筒上山まで4時間20分の長い道のりが続きます。

      
      県境尾根のピークから筒上山方面を望む (筒上山手前に大岩がある)

筒上山直下まで来ると展望の良い大岩があります。ここからの眺めは清家先生もお気に入りの場所で振り返るとそれまで歩いてきた尾根筋や、石鎚、二ノ森方面が一望出来ます。

 
大岩より筒上山の祠を見上げる     大岩の下より石鎚山を望む

      
        大岩より石鎚山ー二ノ森方面

   
大岩から笹倉湿原への尾根を見る    筒上山山頂の三等三角点

 
山頂より北のピークの祠を望む      山頂より手箱山を見る

     
             筒上山より瓶ヶ森林道方面の山々
 
筒上山から丸滝小屋を経由して土小屋までは1時間40分。今回は休憩を含めて9時間かかりました。昨年は8時間弱でしたので1時間もコースタイムが余分にかかりました。俺達もそろそろ歳かなあ?

好天に恵まれ、太平洋や瀬戸内海を臨むことができて午後4時55分土小屋に下山。石鎚スカイラインの閉門に間に合いました。

(編集長コメント: 150歳コンビで9時間歩けりゃ金メダルです。恐れ入りました )



10月24日 三嶺ー西熊山縦走 徳永・楠橋・古川・山内 4名

     
     三嶺山頂のしまなみ隊  楠橋・古川・山内・徳永

10月24日 快晴の天候に恵まれて名頃登山口から三嶺に登り西熊山迄往復登山を楽しみました。
さすが四国一の尾根歩きといわれるだけあって最高の展望で県外からのバスツアー等で大賑わいでした。

 
途中から見た阿波のマッターホルン    登山道の紅葉

      
        久々のしまなみフラワーズ   やはりこの景色が絶品

 
コメツツジの紅葉が始まった三嶺山頂   定番の山頂池と避難小屋

紅葉はいまいちでしたが緑の笹原にコメツツジの色付きが見事なコントラストを醸しだして登山者の目を存分に楽しませてくれました。又遠く西には雲の上にくっきり石鎚山系が頭を出していて訪れた人達の歓声で賑わいました。

      
         三嶺山頂付近から剣山方面

三嶺から西熊山への途中古いザレバより二つ西熊よりの谷が稜線近くから大きく崩壊してフスベ谷へ落ち込んでいるのが目視出来ました。

      
     三嶺山頂より西熊山ーお亀小屋ー天狗塚へ続く四国最高の尾根道

       
       西熊山よりお亀避難小屋(青いシート)と天狗塚

 
西熊山より三嶺に向かうたおやかな道  西熊方面から三嶺への最後の登り

コース・タイム
 名頃林道終点登山口 → 水場 → 尾根 → 三嶺山頂     1時間55分                
 *今回名頃上登山口から登り1517mのピークをトラバースしてシシのヌタ場のような
  ところに出た 。下登山口への分岐点(表示のある所)の少し奥に出ます。                          
   三嶺山頂 → 大タオ → 西熊山山頂           1時間15分
 
   西熊山山頂 →大タオ → 三嶺山頂            1時間20分

   三嶺山頂 → 尾根 → 水場 →名頃林道終点登山口  1時間30分


 * 復路は正規の道で1517mのピークを越えて下山しました。
   実感ではトラバース道がわずかではあるが楽で近いと思います。
   
 今治発04:00〜登山口着07:25 登山口発07:45〜下山14:55 総時間  7時間10分

(編集長コメント:また素晴しい天気に素晴しい場所を歩かれましたね。いくつになっても女性とご一緒だと楽しいですね。透き通るような三嶺界隈の写真を楽しまさせて頂きました。 )


                      目次に戻る          トップページに戻る